今日、葉を摘んでも、明日は新しい葉が出るほど成長が早いことから名付けられたという「明日葉」。ここ八丈島を原産とするセリ科の植物で、古来より、孤島に暮らす人々に食用として親しまれてきました。
「明日葉」の旺盛な生命力は、江戸時代には本土でも広く知られており、貝原益軒が著した『大和本草』でも、八丈島で栽培されている植物として紹介されています。地元では、「長寿草」とも呼ばれてきました。島のお年寄りはご長寿で、しかも皆さんとてもお元気です。ちなみに「明日葉」の学名「アンジェリカ・ケイスケイ」は、ラテン語で“天使の贈り物”という意味。まさにその名にふさわしい、恵みの植物です。
現在、八丈島をはじめ伊豆諸島や三浦半島、房総地方などでも栽培され、通年で出荷されていますが、特に新芽が柔らかくて味も香りもいちばんいいのが3〜5月頃。この時期は茎もおいしく味わえます。
天ぷらや胡麻和え、おひたし、雑炊などが定番ですが、新芽の爽やかな風味を楽しむなら、フライパンで強火でさっと炒め、塩・コショウやポン酢に付けて食べるのもおすすめです。また「明日葉」独特のほろ苦さは、同じ島の名物・クサヤと好相性で、ゆがいた「明日葉」と焼いてほぐしたクサヤの和え物は、地元ならではの自慢の味とか。お酒もすすむといいますから、ぜひ一度味わってみたいものです。
そして「明日葉」といえば、何といっても注目したいのは、その高い栄養価です。
ビタミン、ミネラル類や食物繊維、カロテン、たんぱく質など、さまざまな栄養素が含まれており、ミネラルでは、カリウムを多く含みます。
また「明日葉」の茎を切ると黄色い汁が出てきますが、その主成分であるカルコンには、健康に役立つ働きがあるといわれています。
健康野菜として、あらためて見直されている「明日葉」の底力。最近は、アシタバ茶や青汁なども出ていますから、そのパワーを手軽に試してみてはいかがでしょうか。
毎年春の恒例となった“花と緑のフェスタ”。2007年は3月21日(春分の日)〜4月8日(日)まで行われます。八丈富士を望む広大なフリージア畑には、約35万本の色とりどりの花が咲き誇り、期間中は無料で花を摘み取ることができます。また、野点会や花遊び体験ワークショップ、八丈太鼓演奏や体験など催しも盛り沢山。羽田空港から約45分。この春、美しい花の島に足を伸ばしてみませんか。

取材協力:八丈町産業観光課 写真提供:有限会社あしたば加工工場
明日葉 |
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1/2束(約100g) |
じゃが芋 |
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中1個 |
玉葱 |
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1/4個 |
にんにく(みじん切り) |
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1片分 |
ベーコン |
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2枚 |
卵 |
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5個 |
塩 |
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小さじ1/3 |
エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル |
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大さじ3 |
ケチャップ |
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お好みで |
明日葉は茎を2cm、葉を1cm幅に切る。塩少々(分量外)を加えた湯に茎を先に入れて1分ほどゆでてから葉を加えてさらに1分ゆで上げる。冷水にさらしてから水気をしぼる。 |
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直径20cmほどのフライパンにオリーブオイル大さじ2と2.、にんにくを入れて中火でじっくりと炒める。じゃが芋が柔らかくなったら1.と塩を加えて炒め合わせる。ボウルに卵を溶きほぐし、炒めた具を熱いうちに加えて混ぜる。 |
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フライパンの汚れをクッキングペーパーでふき取り、残りのオリーブオイルを熱し3.を流し入れ、ふたをして弱火で3分ほど焼く。焼き目がついたら、皿などをかぶせて裏返して取り出し、再びフライパンにすべり込ませて裏側を焼く。お好みでケチャップを添える。 |
裏返す前に木べらなどで、へりを軽く内側に折り込んでおくと形よく焼けます。 |









