「名古屋コーチン」は、秋田の比内地鶏、鹿児島の薩摩地鶏と並ぶ、美味しい地鶏の代表格。その歴史をひもとくと、明治維新にさかのぼります。
尾張地方はもともと養鶏が盛んな土地柄で、廃藩置県後、多くの武士が養鶏家に転身。しかし当時の地鶏は小型で産卵率が低く“サムライ養鶏”は経営困難に陥ります。そこで、ある旧尾張藩士が品種改良に取り組み、在来種と中国のバフコーチンを交配させ、大型で多産、肉質のいい鶏を作りだすことに成功。その評判は全国に広がり、明治38年「名古屋コーチン」として日本家禽協会から国産実用鶏第一号に認定されました。
それから約一世紀、日本も大量供給の企業養鶏の時代になりましたが、名古屋コーチン普及協会では、種の保存と品質維持のため、雄・雌とも「名古屋コーチン」の親鶏から生まれたヒナを育成した100%純粋種だけを「純系名古屋コーチン」として出荷しています。手間も時間もかかりますが、百年以上培ってきた“系統へのこだわり”は、在来種が50%以上あれば認められる「地鶏」の中で、特別な存在といえましょう
鶏肉用に出荷される「名古屋コーチン」の肉は、赤身を帯び、適度に脂肪があって、弾力性に富んでいるのが特長です。独特の粘りとコクは、約5カ月という長い成育期間と、自然に近い飼育環境によって育まれたものです。生産量は限られますが、秋から冬にかけては特に脂が乗っておいしくなる時期。ぜひ一度、地元で味わってみたいものです。
鶏料理といえば“ひきずり鍋”(鶏のすき焼)が代表的な食べ方ですが、肉本来の香りと旨みを楽しむなら、刺し身や霜降り、しゃぶしゃぶなどもおすすめです。また、細かく切った鶏の皮や肉をたまり醤油で煮込み、ご飯に混ぜた“たまりめし”は、尾張地方に古くから伝わる家庭料理です。
「名古屋コーチン」は、実は肉だけでなく、卵のおいしさも格別です。限定品のため地元でも手に入りにくいのですが、その卵を使ったプリンやカステラは、お土産として隠れた人気商品です。
「名古屋コーチン」の肉には、余分な脂肪が少なく、タンパク質が豊富で、ビタミンEやカリウム、リンなどのミネラル類も多く含まれます。また運動量が多いので、手羽先や骨のまわりには、コラーゲンがたっぷり。皮膚や骨などの健康に欠かせないコラーゲンは、加齢とともに体内では十分に作れなくなるので、補うにはまさにうってつけの食材です。
おいしさはもちろん、栄養的にも優れた「名古屋コーチン」を、この秋、味わってみませんか。
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緑豊かな農業公園として市民に親しまれている名古屋市農業センター。園内には、牛や鶏などの畜産施設、野菜や花の栽培施設があり、中でも「名古屋コーチン」の卵からふ化の様子が見られる展示鶏舎は人気を集めています。ミルク工房では、飼育している牛の乳で作ったアイスクリームが味わえ、売店には名古屋コーチンの卵が並ぶこともあります。
●お問い合わせ:052(801)5221

写真・資料提供:JA鶴岡、鶴岡市
鶏もも肉(名古屋コーチン) |
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2枚 |
米 |
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3合 |
ごぼう |
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1/2本 |
人参 |
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6cm |
しめじ |
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1パック |
エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル |
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大さじ1/2 |
あさつき |
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適量 |
A:黒酢(大さじ2)、醤油、みりん(各大さじ3)、砂糖(大さじ1と1/2)、 塩(少々)
米は普通に炊く。 |
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鶏肉は2cm角に切る。ごぼうはささがきにして酢水にさらしアクを抜き水気を切る。人参は3cm長さの短冊切り、しめじは石づきを切り落としてほぐす。 |
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フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉とごぼうを炒める。ごぼうがしんなりとしてきたら人参、しめじを加えて軽く炒め合わせ、水大さじ2とA.を加えて中火で煮汁が無くなるまで煮る。 |
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炊き上がったご飯に3.を加えてよく混ぜ合わせる。器に盛り付け、あさつきの小口切りを散らす。 |
鶏肉は皮つきのままで。歯ごたえもあり、コクが出て、さらに味わいが増します。 |









