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職人さんの声(黒酢)

約二百年の伝統継承者 蔵元忠明

「黒酢を育てるよろこびと黒酢職人としての責任」

坂元醸造 工場長
黒酢職人・蔵元忠明さん

・伝統を受け継ぐ黒酢職人の蔵元 忠明さんに、
 黒酢造りについてお聞きしました。


「坂元醸造の黒酢は今でも、先人の方々が頑固に守り続けてきた素材、製法で造っています。
毎年気象条件が違うので、春、秋、仕込みの時でも発酵状態は変わってきます。毎日違う顔を見るので、生き物を扱っているような気持ちです。
そういう意味では、農業と似ている点もありますかね。」

「昔の職人の方々は麹を作るのも、手作りで4日もかけて行われていたので、最初の1晩2晩というのは徹夜していたんですよ。そんな苦労をかけていた方々の思いを、若い職人さんに継承していくことに、大きな期待、そして責任を感じています。」

「五感を継承していくということは、長い年月、体力が必要になってきますが、若い職人さんには、自分自身で育て上げることの大切さ、最低1年かけて収穫時期を迎え自分で収穫してることのよろこびを感じとってほしいですね。やればやるだけ、自分の子供が育っていくような感じですかね。」

「これからも黒酢を使っていらっしゃる方々が、おいしかったよーとか、元気になったよー、と言っていただけるような、そういう黒酢をいつまでも作り続けていきたいと思います。 」

坂元醸造の黒酢は、一般の酢よりも”味わい”があると思います。

坂元醸造  大野哲志さん

「黒酢造りで一番面白いことは、自分で仕込みから収穫するまでの過程で、黒酢の成長が体感できるところですね。
仕込み時期には、黒酢自体黒くはないんですけど、収穫の時にはしっかり色もついて、匂いもするんですよ。
職人の手によって品質の高い黒酢に作り上げられていくので、自然を相手した職人の技術の高さと、伝統の奥深さを感じます。」

もっともっと勉強して、黒酢の可能性を引き出したい!

坂元醸造  高橋利也さん

「工場長はやはりすごいです!経験が成せる技だというのを近くで見ることにより、本当に肌で感じます。
黒酢造りで楽しいのは、やっぱり手をかければかけるほど、品質のよい黒酢ができるということですかね。黒酢は昔から体に良い食材として使われていますが、これからもさらに色々な可能性があると思います。」

「まだまだ職人と呼ばれるまでには私は長い道のりがあります。もっと五感を磨いて、勉強していきたいと思います。」