青森の雪や厳しい寒さにも耐え、白く大きく育つ品種として「福地ホワイト六片」はこの地で人々に大切に栽培されてきました。
りんごの名産地であることで有名な青森県。もちろん生産量も日本一です。その他にも長芋などの出荷量も多いのですが、名実ともに、にんにく出荷量日本一の県であることは意外と知らない方も多いのではないでしょうか。 青森県で本格的に、にんにくの栽培が始まったのは1970年代、日々の生活の中で徐々に肉料理を食べることが多くなっていく時代でした。 この地方では昔から牛や馬ににんにくを食べさせると丈夫に育つと言われているそうです。 青森県のにんにくの中でも特に評判が高かったのが旧福地村の「苫米地(とまべち)にんにく」。馬淵川(まべちがわ)の流域でとれていた在来種のにんにくで、肥沃な土地で白く大きく育つ品種として栽培されていました。これが現在の「福地ホワイト六片」の原種です。
肌寒さが感じられる10月に植え付けたにんにくは、きびしい冬の間、土の中で自然のちからを蓄えます。冷たい風と厳しい青森の寒さからにんにくを守るのは、雪。意外に思われますが、小さな芽は強く冷たい風に弱く、葉が擦れることで痛んでしまうそうです。また雪の下で冬を超えることで、肥えた土の栄養をしっかりと蓄えることができます。しっかりと大きくなりきるのは、初夏。土の栄養を吸収して一気に大きく育っていきます。ですが、畑に無理をさせてしまうと良いにんにくは育たないので、有機堆肥をすき込み、畑作りに3〜5年をかけます。
良く育った畑のにんにくを次の年のにんにくの種に使用。
ひとつひとつ手作業で皮を取りながら種にするためのりん片を選びます。
農家の方々が一個一個、種の向きを確認しながら手で植えつけているのです。
収穫時期にもなると、畑一面ににんにくの香りが漂います。この香りの強さが「福地ホワイト六片」の特徴だとも言われています。職人さんは茎の太さをみれば、土の中のにんにくのサイズが見分けられ、根元を触って硬さを確かめます。 そしてみずみずしく柔らかくなっていれば、それはもう収穫できる合図。柔らかくて温かい真っ黒な土の中からゆっくりと引き抜くと、長い間大地の栄養をじっくりと蓄えた立派なにんにくに出会います。土がついた表面の皮を一枚剥ぐと中からは真っ白く、表面が張った、美しいにんにくの肌が。今年も良いにんにくがとれたと実感できる瞬間です。
収穫後は、地力をつけるためにまた、土作りへと長い時間を費やします。
良く育った太い茎を見ると収穫の期待も膨らみます。
土から引き抜くと大人の拳くらいに立派なにんにくが出てきます。
年に1度の収穫の時期。朝早くから農家の方々が総出で元気に収穫を行っていきます。
青森の雪や厳しい寒さにも耐え、白く大きく育つ品種として「福地ホワイト六片」はこの地で人々に大切に栽培されてきました。
りんごの名産地であることで有名な青森県。もちろん生産量も日本一です。その他にも長芋などの出荷量も多いのですが、名実ともに、にんにく出荷量日本一の県であることは意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
青森県で本格的に、にんにくの栽培が始まったのは1970年代、日々の生活の中で徐々に肉料理を食べることが多くなっていく時代でした。
この地方では昔から牛や馬ににんにくを食べさせると丈夫に育つと言われているそうです。 青森県のにんにくの中でも特に評判が高かったのが旧福地村の「苫米地(とまべち)にんにく」。馬淵川(まべちがわ)の流域でとれていた在来種のにんにくで、肥沃な土地で白く大きく育つ品種として栽培されていました。これが現在の「福地ホワイト六片」の原種です。
肌寒さが感じられる10月に植え付けたにんにくは、きびしい冬の間、土の中で自然のちからを蓄えます。冷たい風と厳しい青森の寒さからにんにくを守るのは、雪。意外に思われますが、小さな芽は強く冷たい風に弱く、葉が擦れることで痛んでしまうそうです。また雪の下で冬を超えることで、肥えた土の栄養をしっかりと蓄えることができます。しっかりと大きくなりきるのは、初夏。土の栄養を吸収して一気に大きく育っていきます。ですが、畑に無理をさせてしまうと良いにんにくは育たないので、有機堆肥をすき込み、畑作りに3〜5年をかけます。
良く育った畑のにんにくを次の年のにんにくの種に使用。
ひとつひとつ手作業で皮を取りながら種にするためのりん片を選びます。
農家の方々が一個一個、種の向きを確認しながら手で植えつけているのです。
収穫時期にもなると、畑一面ににんにくの香りが漂います。この香りの強さが「福地ホワイト六片」の特徴だとも言われています。職人さんは茎の太さをみれば、土の中のにんにくのサイズが見分けられ、根元を触って硬さを確かめます。
そしてみずみずしく柔らかくなっていれば、それはもう収穫できる合図。柔らかくて温かい真っ黒な土の中からゆっくりと引き抜くと、長い間大地の栄養をじっくりと蓄えた立派なにんにくに出会います。土がついた表面の皮を一枚剥ぐと中からは真っ白く、表面が張った、美しいにんにくの肌が。今年も良いにんにくがとれたと実感できる瞬間です。
収穫後は、地力をつけるためにまた、土作りへと長い時間を費やします。
良く育った太い茎を見ると収穫の期待も膨らみます。
土から引き抜くと大人の拳くらいに立派なにんにくが出てきます。
年に1度の収穫の時期。朝早くから農家の方々が総出で元気に収穫を行っていきます。