三浦さんの主治医のアドバイスにより、
注射を持って頂上にアタックしたのは
今回が初めて。
それが、次男・豪太さんを救うこととなった。
隊には長男・雄大さんも同行した。
――実は、今回の登頂では
予想もしなかったアクシデントが。
いっしょに頂上を目指していた次男の豪太さんが、
高地特有の体の不調により途中で下山。
ぎりぎりのタイミングで薬を自ら注射することで、
危うく一命を取りとめたのです。
予想もしなかったアクシデントが。
いっしょに頂上を目指していた次男の豪太さんが、
高地特有の体の不調により途中で下山。
ぎりぎりのタイミングで薬を自ら注射することで、
危うく一命を取りとめたのです。
これは友だちでも知り合いでも一緒ですけど。
今回、息子がやっと生きて還ってこれましたが、
もし万が一のことがあれば
自分が死んだ方がましなくらい辛い思いを
しました。
こういう性質の仕事は、犠牲は避けられないという
要素も覚悟していますが、実際直面するとやっぱり、
辛さや重さを余計感じますね。
でも、いちばん大事な命を守り通せたっていうのが、
自分の登頂成功よりも嬉しかったです。
――三浦さん一家といえば、
99歳でモンブランをスキーで滑降した
故・敬三さん(雄一郎さんのお父様)も含めて
3世代にわたるプロのスキーヤー・冒険家として
知られています。
ひょっとして、ご一家には特別に優れたDNAでも
受け継がれているのでしょうか。
99歳でモンブランをスキーで滑降した
故・敬三さん(雄一郎さんのお父様)も含めて
3世代にわたるプロのスキーヤー・冒険家として
知られています。
ひょっとして、ご一家には特別に優れたDNAでも
受け継がれているのでしょうか。
実は、順天堂大学の白澤卓二先生に長寿の遺伝子、
スーパーアスリート的な遺伝子、
それから冒険の遺伝子という要素で、
親子3代を調べていただいたんです。
ところが、それらは一切なくて、
まったく日本人の平均値だと。
僕はどこか一つぐらい際立ったものが
あってもいいじゃないかと期待したんですが(笑)。
エベレストの麓(ふもと)。
「そこに山があるから」の名言で知られる
イギリスの登山家、ジョージ・マロリーの
記念碑の横には、
三浦さんのお父様・敬三さんをしのんで
メモリアルがつくられている。


