歳月は短いようで長い道のり。
地道な、それでいて過酷なトレーニングが続く
毎日の中、
心や体にはどのような変化が訪れたのでしょうか。
エベレストを目指すというモチベーションそのものは、
5年間全然変わりなく、むしろ、
近づくにしたがって強くなりますよ。
ただし今回は、再登頂するためには
常に医師による体調管理が必要となりました。
それが大きな違いですね。
一歩間違えば、奈落の谷底へ。
過酷な環境が続く。

――医師のアドバイスを受けながら、
再登頂するためのトレーニングに励む日々。
その結果、70歳の登頂時と比べても、
有酸素能力の向上が見られるようになったといいます。
再登頂するためのトレーニングに励む日々。
その結果、70歳の登頂時と比べても、
有酸素能力の向上が見られるようになったといいます。
結果として頂上に登れたし、回復も非常に早かった。
また、前回はエベレストの頂上に登ってかえる、
わずか10日間で体重が10キロ以上落ちたんですね。
生命の限界ギリギリに生きるか死ぬかという感じは、
今回もいっしょなんです。
けれど、不思議なことに
今回のほうが条件が悪いはずなのに、
かえって体力が上がっていた。
体重も4キロしか減っていない。
それから、前回は頂上に登ってから3日間、
ほとんど食事をとる元気もなかったぐらい
疲れてました。
それが頂上に登ったその日から、美味しく食べられて。


