なぜ老化するの?
なぜ老化するの?
監修:
サントリー健康科学研究所所長 理学博士
柴田 浩志
体が老化すると、肩こりや慢性疲労、肌荒れ、高血圧など、様々な症状が現れ始めます。逆に言えば体の老化を防ぐことができれば、そんな症状・悩みが解決できるかもしれません。では、体の老化はどうしたら防げるのか?その原因とは?
体が酸化すると、肩こりや慢性疲労、肌荒れ、高血圧などの老化現象が次々に発生。若々しさをうまく保てないと考えられています。
そして体の酸化を引き起こすのが、「活性酸素」という物質です。
この活性酸素が過剰に増えすぎると、体が酸化によるダメージを受け、様々な現象を引き起こします。
肝臓は「若々しさを生み出す工場」として例えられるほど、老化と密接な関係を持っています。
肝臓が酸化によるダメージを受けると、肝臓が持つ重要な機能が低下してしまい、老化が加速していきます。
しかも厄介なことに、肝臓は数ある内臓の中でも非常に酸化によるダメージが大きい臓器と言われているため、いかに抗酸化力を高め、体の酸化を防ぐかが重要になってきます。
では、どうすれば体の酸化を防ぐことができるのか?
ゴマに含まれる稀少成分「ゴマポリフェノール」の抗酸化成分を摂り続けると、体が酸化しにくくなることがわかっています。
つまり、ゴマポリフェノールの力は、老化のスピードを抑えることができると考えられるのです。
また、抗酸化力は40代から急速に低下すると言われています。
抗酸化力は補うことをやめてしまうと、どんどん低下の一途をたどります。つまり、老化スピードが加速してしまうのです。
抗酸化力は補い続けることが大切なのです。
体の酸化の原因となる活性酸素は、体に強いストレスがかかることで増加すると言われています。
春・夏・秋・冬、それぞれの季節特有の現象が、想像以上に体にストレスを与え、活性酸素を過剰に発生させます。これがいわゆる「季節老化」で要注意です。季節老化に立ち向かうためにも、一年を通して抗酸化力を高める対策が必要です。
※「サントリー健康科学研究所による研究成果より」
取材・文 GOOD AGING LABO 編集部
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