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ずっとイキイキ「セルフケア」

簡単な動きでチェック!あなたの体年齢は?

監修:トレーナー
坂詰真二

あなたはこの動きができますか? 体の敏捷性、バランス、柔軟性をチェックするための簡単な動きを今からやってみます。同じような動きができれば、あなたの体は若い証拠! 逆にできない動きが多ければ、体年齢が老化しているかもしれません。どの動きも単純ではありますが、無理して行ってケガをしないように、十分注意してやってみてくださいね。

ティッシュペーパーはつかめる? 【敏捷性チェック】

電車で立っていてよくフラついたり、少しの段差につまずいたりする人は、敏捷性が低下しているかもしれません。体の反応が鈍っているともいえるので、ちょっとしたことでケガをしてしまう原因にもなります。以下の2つの動きを行ってみましょう。

  1. ① ティッシュペーパー1枚を半分にちぎり、片手で持ちます。足を腰幅に開いて立ち、ティッシュペーパーを持ったほうの腕を頭上に伸ばします。

  2. ② 頭上でティッシュペーパーを手放し、反対側の手の人さし指と中指で、ひらひらと舞ったティッシュペーパーをできるだけ早くはさみます。体のどこの位置でティッシュペーパーをはさむことができましたか?

  • □肩より上……20代の若さ!
  • □肩より下……30~40代
  • □つかめない……50代以上

片脚で立ってみましょう 【バランス感覚チェック】

続いては、筋力、体の使い方の左右バランスをチェックします。ゆがみやクセ、生活習慣などによって、バランスは乱れます。別の部位のゆがみの原因になるだけでなく、体の一部に負担がかかることにより、疲れや痛みなどを招いてしまう可能性があります。

足を閉じて立ち、ひざを曲げて右脚を持ち上げます。右ひざを両手で抱え、ここでキープ。
足の位置は動かさず、背すじを伸ばしたまま、何秒片脚立ちしていられますか?
反対側も同様に行います。

  • □右脚、左脚とも、30秒キープできる……20代の若さ!
  • □右脚、左脚のどちらかだけ30秒キープできる……30~40代
  • □右脚、左脚、どちらも30秒キープできない……50代以上

ひじ・肩のやわらかさをチェック 【柔軟性チェック】

運動不足の象徴として起こるといってもいいのが、柔軟性の低下です。柔軟性が低下するとあらゆる筋肉が十分に使われず、肩こりや五十肩、血行低下による冷え、疲労物質がスムーズに排出されないことによる疲労感など、さまざまな症状、不快感を引き起こします。

両腕を頭上に伸ばし、手を背中側にまわして左ひじを曲げます。左ひじは天井に向け、右手で左ひじをつかんだら、そのまま右側にムリなく引っ張ります。このとき、左ひじは左の肩よりも内側に引っ張れますか?
反対側も同様に行います。

  • □右ひじ、左ひじとも、肩より内側まで引っ張れた……20代の若さ!
  • □右ひじ、左ひじのどちらかだけ、肩より内側まで引っ張れた……30~40代
  • □右ひじ、左ひじのどちらも、肩より内側に引っ張れなかった……50代以上

一般的には加齢にともない、敏捷性、バランス、柔軟性ともに低下していくもの。複数の項目で判定が実年齢より上だった人は、低下のスピードが速いので特に注意が必要です。

とはいえ、いきなりハードな運動を始めるのはハードルが高いですよね。まずは、エスカレーターではなく階段を使う、電車で座らずに立つ、少し速く歩く、車移動の頻度を減らす、といった生活習慣の見直しで、体年齢を総合的に若返らせていきましょう。

取材・文 FYTTE 編集部

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