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ずっとイキイキ「セルフケア」

首にシワがあると老けて見えてしまう! 正しいスキンケアでシワを防止しよう

監修:美容家寒川あゆみ

首にシワがあると、実年齢よりもずっと老けて見えてしまいます。そしてシワを放置していると、さらに深く刻まれてしまいます。今回美容家の寒川あゆみさんにご紹介いただく正しいスキンケアを実行して、首の老化を防ぎましょう。

首にシワができてしまうのはなぜ?

年を重ねるごとに首のシワが気になり、「くっきりと線が入ってしまって元に戻りにくい」「首に触れるとハリがなくなっている気がする」などの悩みを抱えていませんか?

首のシワ対策のためには、まず、その正体を知るところからはじめましょう。

首のシワは大きく分けて2つあります。

  • ●横ジワ
    あごを引くことや、枕の高さが不適切なことなどが原因でできやすくなるシワです。
    ふだんの生活でも、「首を上下左右に動かす」「枕が高すぎる」「姿勢が猫背」「あごを引きぎみな姿勢」といった要因で、年齢が若くても首の横ジワはできます。
    また、同じ場所にくり返しシワが寄ることで、ふと気づいたときにシワが深くなったように感じることもあります。
    日ごろから、首にシワが寄りやすい姿勢や体勢をしていないか、見直してみましょう。
  • ●縦ジワ
    乾燥や年齢により肌の弾力(ハリ)がなくなることでできやすくなるシワです。
    首の縦ジワとは、あごの裏側からのどのあたりにかけて見られる、細かな縦方向のシワのこと。
    原因は、「肌表面の乾燥によってうるおいがなくなること」「肌のハリ感を保つコラーゲンの減少」「フェイスラインの筋肉の衰え」などです。
    日ごろからていねいに保湿ケアを行い、フェイスラインがたるまないように引き締めておくようにしましょう。

首のシワを防ぐためのおすすめスキンケア

  1. ①化粧水をなじませる

    洗顔後、化粧水を手にとって首全体に化粧水をなじませます。
    2~3回くり返します。

  2. ②パックをする

    美容液やシートマスクで、首にパックをします。
    コラーゲンやヒアルロン酸が含まれているものがおすすめです。

  3. ③首筋を流すようにマッサージ

    1. (1) オールインワンジェルなどで保湿をしながら、鎖骨の上にあるくぼみ部分に親指の付け根が当たるようにして手のひらを首に密着させます。首の後ろの骨(頚椎/けいつい)に向かって、皮膚を持ち上げながら、流すようにマッサージします(約30秒)。

    2. (2) 手のひらを同じ位置に置いて、耳下腺あたりまで持ち上げるようにして、上方向に動かします(約30秒)。
      リンパの流れを促すときは「上から下」に手を動かしますが、首もとのたるみやシワ改善が目的の場合は「下から上」です。

    顔の皮膚や筋肉、頭皮がゆるむと、皮膚が全体的に首もとに下がってきて、シワができやすくなります。
    下から上へ動かすことで、首もとのたるみ予防をし、さらにシワの部分をしっかりと保湿することで、皮膚がふっくらしてシワ予防にもなります。

  4. ④あご裏からフェイスラインを流すようにマッサージ

    口角をキュッと上げて、少し顔を上に向けます。
    指を軽く曲げて、第二関節であごの裏からフェイスラインにかけて、流すようにマッサージをします(左右約1分ずつ)。

  5. ⑤乳液とクリームをつける

    乳液とクリームをつけて、ていねいに首になじませます。

首のシワを予防するには、日々の注意が大切

首のシワ予防のために、以下のことに気をつけてください。

  • ●紫外線による日焼けは、肌表面のコラーゲンを破壊してダメージを与えます。それもシワの一因になるので、顔だけでなく首から襟ぐり付近まで日焼け止めを塗りましょう。
  • ●首のシワを予防するには、首にシワが寄った状態が長く続かないように、正しい姿勢を保つことが大切です。
    背筋を伸ばし、肩の位置を下げて、腹筋を引き締め、頭頂部が真上にくるような姿勢を心がけましょう。
    また、パソコンやスマートフォンを操作するときは、猫背になったり、下を向く姿勢にならないように気をつけてください。

首のシワがあるのとないのとでは印象がまったく違いますので、日ごろのスキンケアのついでに、ぜひ首のケアも!

取材・文 FYTTE 編集部

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