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ずっとイキイキ「セルフケア」

目もとのケアとマッサージで生き生きした表情に

監修:美容家寒川あゆみ

スマートフォンが普及した今、眼精疲労を起こしている人が増えてきました。慢性的な眼精疲労により、目の周りの血液の流れが悪くなってクマが目立ってくることがあります。日ごろのケアで目もとの若々しさを保つ方法を、美容家の寒川あゆみさんに教えていただきました。

目の疲れを放っておかない

一般的にシワは、肌表面の乾燥や筋力の低下によってできると言われます。日ごろからしっかり保湿をしているのにシワが戻りにくいのなら、その原因は目もとの筋力低下にあるかもしれません。

目もとの筋力が低下する原因は、眼精疲労です。最近はパソコンやスマートフォンを使うことが生活の一部となっている人も多く、長く液晶画面を見続けると目は疲労します。目が疲れると、まぶたが重いと感じたり、目のかすみや視界がぼやけているように感じたりします。また、肩こりや頭痛などを感じることもあります。

慢性的な眼精疲労によって、目の周りの血液の流れが悪くなってクマが目立ったり、筋力の低下を招いて皮膚がたるみ、シワが目立ったりすることがあります。

日ごろから目の疲れに敏感になり、アイケアや目もとのマッサージを習慣づけましょう。

蒸しタオルでアイケア&セルフマッサージ

  1. ①洗顔後、蒸しタオルで温め、血行促進&筋肉をほぐす

    タオルを水でぬらして絞り、ラップに包んで電子レンジで温めます。加熱時間は40秒が目安ですが、好みの温かさになるように調整してください。蒸しタオルの熱さを調整しながら、目もとからおでこを覆うように置きます。温めることで血流がよくなり、緊張した筋肉がほぐれます。

  2. ②フェイスクリーム or マッサージクリームをぬり広げる

    フェイスクリームかマッサージクリーム(マッサージオイルでも可)を手にとり、目もとからおでこにかけてぬり広げます。

  3. ③眉頭の下にあるくぼみを左右各5秒押す

    中指と薬指の腹で、眉頭の下にあるくぼみをゆっくり押します。目安は左右各5秒です。

  4. ④眉中の筋肉を下から持ち上げ左右各5秒押す

    指を眉中に移動させ、眉毛の真ん中の筋肉を下から持ち上げます。目安は左右各5秒です。

  5. ⑤眉尻を5秒押す

    さらに指を眉尻へ移動させ、眉尻をぐっと押します。目安は左右各5秒です。

  6. ⑥こめかみを中指と薬指でグルグルとマッサージ

    指をこめかみにスライドさせ、グルグルと回しながらマッサージします。

  7. ⑦ ③から⑥を3回くり返す

  8. ⑧目頭~目尻に向かって優しく2秒ずつ押す

    中指と薬指の腹で目の下をマッサージします。目もとの皮膚は薄いので、目頭・瞳の下・目尻の順に優しく2秒ずつ押しましょう。

  9. ⑨眉間を5秒押す

    次に眉間を押します。目安は5秒です。

  10. ⑩眉上~おでこ~生え際へと10回流す

    手を軽く握り、指の第一関節と第二関節を使って、眉毛の上から髪の生えぎわに向かって、下から上へ持ち上げるように流します。目安は10回です。

  11. ⑪優しく撫でるように整える

    手を開き、指先でおでこ全体をゆっくりと優しくなでるようにします。

  12. ⑫もう一度蒸しタオルで温める

    最後にタオルをもう一度温め直し、蒸しタオルにして目もとにのせます。

プロセスが多いように感じるかもしれませんが、一連の流れとして覚えれば難しくはありません。プロセスごとに数を数えながら、リラックスして行うと良いでしょう。

取材・文 FYTTE 編集部

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