ずっとイキイキ「セルフケア」
ずっとイキイキ「セルフケア」
監修:美容家寒川あゆみ
「数年前に比べて、顔がたるんできた気がする」など、年齢を重ねると気になることも増えますよね。こんなとき、顔のたるみケアをがんばりがちですが、実は、そのたるみは頭皮からきているかもしれません。
今回は、頭皮ケアのためのおすすめアイテムと、頭皮マッサージの方法を美容家の寒川あゆみさんにご紹介いただきます。
鏡で自分の顔を見て「若いころと比べて、何かが違う」「なんだか老けた気がする」と感じることはありませんか?すぐに気づくのは、肌の質感の変化、目に見えるシワやたるみ、シミなどかもしれません。もし肌がモタッと下がった感じがするなら、それは皮膚のたるみのサインです。顔のたるみは、顔の筋肉や皮膚の衰えだけでなく、頭皮のたるみが原因である可能性もあります。
頭皮がこり固まって血行が悪いと、皮膚でつながっている顔や首にも影響します。顔のケアばかりではなく、頭皮のケアも同時にやってみましょう。
まずは、頭皮ケアのために、用意しておくといいアイテムを紹介します。
①頭頂部をマッサージ
耳の上に親指を当てて固定し、残りの4本の指を、写真のように頭頂部に置きます。
指の腹を使って頭皮をマッサージします。
指でクルクルと頭皮を動かすようにマッサージするのがコツです。
②後頭部をマッサージ
耳の真裏に親指を当てて固定し、残りの4本の指を、写真のように後頭部に置きます。
同じく、指の腹でクルクルと頭皮をマッサージします。
③首と頭の付け根をマッサージ
耳たぶのうしろに親指を当てて固定し、残りの4本の指を、写真のように首と頭のつけ根辺りに置きます。
①と同じように指の腹でクルクルと頭皮をマッサージします。
④こめかみから耳のあたりをマッサージ
手のひらの下半分を使って、マッサージをします。
こめかみから耳のあたりを押さえて、頭皮をずらすようなイメージで、クルクルと回します。
⑤顔を上下に動かす
首と頭の付け根の部分を指で押さえ、下を向いたり上を向いたりして、頭をゆっくりと動かします。
「頭皮マッサージ」というと大変そうに感じるかもしれませんが、お風呂上がりのシートマスクパック中などに行えば、時間の節約にもなるし、気軽にできるはずです。
頭皮マッサージは、肌のたるみのリフトアップ効果はもちろん、血行がよくなることで肌のくすみ予防にもなります。
さらに、頭皮環境がよくなることで髪の毛の立ち上がりやまとまり感が出て、髪がサラサラになるなどの効果も期待できます。
いつまでも若々しく過ごせるように、取り入れてみてください。
取材・文 FYTTE 編集部
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