
しっとりしているような気がして、
実は乾燥しやすいのが夏。
年齢肌にとって、夏こそ大切な保湿ケアを
ご紹介いたします。

汗と皮脂で表面はしっとり?
実は冷房や紫外線など、肌が乾燥しやすい環境に。
夏は気温と湿度の上昇とともに、汗や皮脂の分泌が増加します。それによって、肌の表面はしっとりしているように感じやすいもの。しかし、冷房の効いた室内、あるいは照射量がピークに達する紫外線など、夏の肌はとても乾燥しやすい環境におかれているのです。
水分保持力が低下していく年齢肌は、より乾燥しがち。
シワ、たるみなどの肌悩みの原因に…
肌の水分保持力が低下していく年齢肌にとっては、夏はさらに乾燥に追い打ちをかけやすい季節といえます。さらに、肌の表面がベタベタするために、大切な保湿ケアもおろそかになりやすいもの。それがシワ、たるみなど年齢肌の悩みを進行させてしまうのです。

長年、夏の強い紫外線を繰り返し浴びると、角層が厚くなります。
それが肌の乾燥につながり、さらにターンオーバーの乱れによって、角層が不均一になり、光を乱反射することで肌の透明感が損なわれて、くすみ※につながります。
※乾燥によって古くなった角質

保湿が大事といっても、汗などでベタつきやすい夏は、お手入れも敬遠しがちになるもの。そんなときにおすすめのタオルを使ったケアをご紹介します。リラックス効果も高いので、ぜひお手入れに加えて、気持ちよく保湿ケアを行いましょう。


朝起きたとき、洗顔後、帰宅されたときや、顔がほてっているときがおすすめです。

まずは、肌をほぐして、血行を促進させます。
- ●血流が滞りがちな年齢肌の血行を促進し、保湿効果を高めます。
- ●じんわりと豊かな気持ちに。リラックス効果があります。
タオルが気持ちのいい熱さになったら、顔の上に乗せ、2~3分そのまま放置する。体温より冷たくなる前にはずす。
暑いときは、次の冷タオルだけでも保湿効果が高まります。

肌が温まったら、ひんやり引き締めましょう。
- ●発汗を抑え、安定した水分吸収力をキープできます。
- ●肌力が低下しがちな年齢肌を刺激して、活性化します。
用意しておいたタオルを顔の上に乗せ、ぬるくなるまで2~3分そのまま放置する。
水でぬらしたタオルをしぼった後、冷蔵庫で冷やしておくとひんやりと気持ちよく、おすすめです。

●温タオル⇒冷タオルを複数回、繰り返すとより◎
温タオルと冷タオルを2~3回繰り返すと、肌に良い刺激を繰り返し与えることができ、より効果的です。
●首のうしろや目もとも効果的!
首のうしろは最も情報伝達を担うところといわれています。またパソコンや読書で疲れやすい目もとにもぜひお試しください。
血行を促進し、お肌への効果はもちろん、すっきりと気持ちまでリフレッシュできます。