• ホーム
  • おすすめコンテンツ
  • 美感遊創「旬の歳時記」
  • 2月 Vol.03:体がよろこぶご飯を食べよう! 日本の伝統食で元気生活

2月Vol.03:体がよろこぶご飯を食べよう! 日本の伝統食で元気生活
いろいろ野菜と魚の香り蒸し:164kcal れんこんの味噌きんぴら:88kcal 和風ミネストローネ:81kcal

レシピを見る

玄米と野菜、豆類、海草類を中心とした日本の伝統食が、体にも環境にもやさしいライフスタイル"ロハス(LOHAS)"的な食として、健康に関心が高い欧米のセレブを中心にブームとなり、日本でも、昔ながらの伝統食"玄米菜食"が見直され始めています。
体がよろこぶご飯を食べて、いきいきと健康的な毎日を過ごしてみませんか。

見直される日本の伝統食

 玄米と野菜、豆・種子類や海藻類などを中心に、その土地で育った旬の食材を調和よく食べる食養生法を“マクロビオティック(通称 マクロビ)”といいます。健康に関心の高い欧米のセレブたちが生活に取り入れたことで話題となり、近年、日本でも注目されるようになりました。
 難しい理論や制約がいろいろありますが、ここでは体にも環境にもやさしい“玄米菜食”を基本とする日本の伝統食の良さを、もう一度見直すことから始めてみましょう。

まず主食を"玄米"に

 精米の技術がまだない頃の日本人の主食は、米からもみ殻を取り除いただけの玄米でした。精白によって捨てられるヌカと胚芽には、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がぎっしり。食物繊維も多いので、よく噛むことで唾液もしっかり分泌され食べ過ぎを防ぎ、消化吸収も促進されます。まずは、主食を週に数回でも玄米に変え、心地いい体の変化を実感してみましょう。
 そのほか、きび、ひえ、あわ、赤米、黒米などの雑穀も、玄米に混ぜたり、副菜に使いたい全粒穀物です。全粒穀物とは、蒔けば芽が出る生きた食べ物のこと。自然の力を丸ごと味わうことができます。また、全粒粉を使った麺類やパンなどもおすすめです。ただし、粉末にすることで酸化しやすいので、基本の主食は玄米食にし、麺類やパンなどは時々楽しむといいでしょう。

その土地で収穫された旬の野菜を丸ごと!

 新鮮な旬の野菜は比較的安価なだけでなく、皮や葉、根なども柔らかくておいしいものです。『一物全体』といって、マクロビでは生命あるものはすべてそれ一個で調和が保たれているので、丸ごと食べることが体を整えると考えます。精白しない玄米やゴマなどの種子類、野菜は皮をむかず、葉や根なども丸ごと味わってみましょう。
 そのためには、いい土壌で大切に育てられた有機栽培の旬の食材が基本になります。マクロビでは、『身土不二…人と土は一体(不二)であり、人の命と健康は食べもので支えられ、食べものは土が育てる。ゆえに人の命と健康はその土とともにある』という考え方から、季節のもの、その土地に産する伝統のものを食べることをすすめています。
 そういう食材は、新鮮で風味も豊かなので、調理法も自然とシンプルなものに…。素材の持ち味を生かした料理を食べると、野菜の甘さや、ほっこりとした素朴な味に驚くことでしょう。

食が変われば体も変わる

 日本の昔ながらの伝統食は主食の玄米に、副菜と汁物という玄米菜食が基本。これは、栄養バランスに優れた組み合わせといえます。副菜は旬の野菜や豆類、海藻類を中心に、化学調味料などをなるべく使わずに薄味で仕上げます。汁物は野菜、豆類、海藻類、穀物などの具だくさんの味噌汁やスープを、毎日1~2杯食べるようにしましょう。
 旬に関係なくさまざまな野菜が食べられる昨今ですが、自然のめぐりに合わせた日本伝統の体と環境にやさしい“玄米菜食”は、私たちの心身を無理なく気持ちよく整えてくれるでしょう。

毎日食べたい日本の伝統食材

全粒穀物、季節の野菜、豆・種子類、海草類を主体とした日本の伝統食材の良さを見直し、毎日の食卓に登場させましょう。

全粒穀物

あわやひえ、きび、赤米などの雑穀や、ヌカや胚芽部分を残している玄米などの全粒穀物はバランスのとれた食品です。白米に比べて植物性タンパク質が多く、ビタミンB群や食物繊維が豊富。玄米や白米に雑穀を混ぜたご飯、精白されていない全粒粉のパンや麺類を主食にしましょう。

季節の野菜

旬の新鮮な野菜が基本です。野菜は大きく分けると人参やごぼうなどの根菜類、キャベツや玉ねぎなどの丸い野菜、菜の花や明日葉などの葉物の3種類になりますが、それぞれをバランスよく食べましょう。国産で、地元近くで収穫された有機農法のものを選べば、皮や葉も一緒に食べられます。

豆・種子類

植物性タンパク質が豊富な豆類はビタミンやミネラルも豊富で低カロリー。大豆、黒豆、小豆、ひよこ豆など種類も豊富です。豆類は旬を意識することの少ない食材ですが、種子やナッツ類とともに旬は秋。ゴマ、くるみなどの種子・ナッツ類はできるだけ加工されていないものを選びましょう。

海草類

昆布だしに代表されるように、日本料理に欠かせない海藻類。少量ですが、毎日必要な食材です。昆布のほか、わかめやひじき、のり、もずく、寒天、芽かぶなど、どれも低カロリーでミネラルやビタミン、食物繊維が豊富。野菜や豆と合わせてお惣菜にするなど、多種類の海藻を食べましょう。

早春を味わう"今旬レシピ"
詳しくはこちら
詳しくはこちら
この料理は、坂元醸造の坂元のくろず 天寿(3年もの)とロザーティ社のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルを使用しています。坂元のくろず 天寿(3年もの) 720mL エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル 500mL

今旬レシピ:黒酢ゴマだれで食べる いろいろ野菜と魚の香り蒸し164kcal(1人分)

主菜
[作り方]

人参、大根(各適宜)は皮むき器で長い薄切りにし、菜の花2本は半分に切る。
生タラ2切れを半分に切り、戻したわかめ1カップ分と野菜を銘々の器に盛り分ける。
フライパンに湯を1/3の深さまで入れて沸かし、器を置きふたをして約5分蒸す。
白練りゴマ大さじ1と1/2、黒酢小さじ1、醤油・みりん各大さじ1を混ぜ合わせたたれをかける。

今旬レシピ:旬のおいしさを丸ごと れんこんの味噌きんぴら88kcal(1人分)

副菜
[作り方]

れんこん小1節は皮をむかずに半月の薄切りにし、大根の葉適宜は小口切りにする。
フライパンにオリーブオイル小さじ1を熱し野菜を入れて炒め、水大さじ2、味噌・みりん各小さじ2を加えて汁気がなくなるまで炒める。

今旬レシピ:素材の旨味を味わう 和風ミネストローネ81kcal(1人分)

汁物
[作り方]

干ししいたけ1枚を2カップの水に漬けて戻し1cm角に切り、戻し汁ごと鍋に入れて沸かす。
キャベツ2枚は2cm角に切り、長ねぎ1/3本は1cm幅の小口切りにし、戻したひじき1/3カップ、いんげん豆(水煮)1/2カップとともに鍋に入れて約5分煮込み、薄口醤油大さじ1、塩少々を加えて味を整える。

※上記はすべて2人分での作り方です。