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第100回 食べることは、カラダをつくること! 三浦家の食卓

指導・監修 三浦 豪太(みうら ごうた)さん プロスキーヤー、冒険家、博士(医学)

1969年生まれ。11歳でキリマンジャロ最年少登頂。91年よりフリースタイルスキー、モーグル競技を始め国際大会で活躍。2001年米国ユタ大学スポーツ生理学部卒業後、順天堂大学大学院医学部・加齢制御医学講座博士課程修了。父・雄一郎と2度にわたり世界最高峰エベレスト登頂。(株)ミウラ・ドルフィンズ低酸素・高酸素室トレーニングシステム開発研究所長も務める。

冒険家・プロスキーヤーである三浦 豪太さんの2018年の夢は、父の雄一郎さんと世界で6番目に高いチョー・オユー山頂からスキーで滑り降りることです。チャレンジするカラダをつくるのは、毎日の食事から摂った栄養素。三浦家では、栄養豊富な乾物が、山でも家でも大活躍です。新年号では、その乾物を利用した三浦家直伝のレシピをご紹介します。簡単で美味しく、体の中から元気が湧いてくるはずです!

美味しくて栄養満点!乾物は元気な食卓の名脇役。動けるカラダを内側から支えます

何かを成し遂げる準備をする時は、食が非常に重要ですね。スキーも登山も体力と気力が必要なスポーツ。そのため三浦家では特別なスタミナ食ばかりと思われがちですが、普段食べているのは、昔ながらの食材を使った家庭料理です。栄養バランスの良い食事をよくかんで食べることが基本ですが、加えて三浦家の食卓には、下の三つの特徴があると思います。

そして、食事の時は家族やチームの仲間と「美味しく楽しく食べる」。これが三浦家のカラダづくりの秘訣かもしれません。

三浦家の食卓の特徴

一 肉や魚は骨ごといただく

筋肉をつくるタンパク質が豊富な肉や魚は、毎日の食卓に欠かせません。祖父が好んだのが、鶏肉や魚が骨ごと食べられる圧力鍋を使った調理。様々な栄養が効率良く摂れるので三浦家のレシピとして引き継がれています。

二 野菜を多く摂る

実は、肉や魚以上に意識して食べているのが野菜。サラダのほか、みそ汁に入れたり、肉と一緒に焼いたりしています。

三 様々な乾物を活用する

干し貝柱、干ししいたけ、昆布、煮干しなど。軽くて日持ちが良く、栄養が凝縮された乾物は、山でも家でも大活躍です。

ひじきの鉄分と亜鉛が健康づくりに欠かせない! ひじきと糸こんにゃくの煮物

材料(作りやすい分量・7〜8人分) (★乾物)

★ひじき(乾燥)
・・・・・50g
★干ししいたけ
・・・・・8枚
糸こんにゃく
・・・・・1パック
ゴマ油
・・・・・大さじ2
・・・・・80mL
しょうゆ
・・・・・大さじ2~3
砂糖
・・・・・大さじ2~3
★白ゴマ
・・・・・ 適宜
★鷹の爪
・・・・・少々(お好みで)

作り方

(1)
ひじきと干ししいたけは、それぞれ水(分量外)につけて戻し、しいたけは食べやすい大きさに切る。糸こんにゃくはざっと洗って食べやすい長さに切る。
(2)
フライパンにゴマ油を熱し、お好みで鷹の爪を加える。(1)を入れて炒め合わせる。油が全体に回ったところで酒、しょうゆ、砂糖を加えて、味がしみ込むまで10分ほど炒めながら汁気がほとんどなくなるまで煮からめ、白ゴマを散らす。

だしの材料もそのまま入れて食べるのが三浦家流! 豚肉、春雨、白菜の煮込み

材料(3〜4人分) (★乾物)

豚バラ肉
・・・・・200g
白菜
・・・・・1/8株
★春雨
・・・・・25g
★煮干し
(頭は外しても)
・・・・・35g
★昆布
(適当な大きさに切る)
・・・・・18g
★干ししいたけ

・・・・・4枚
・・・・・1.5L
自然塩
・・・・・10g
黒こしょう
・・・・・少々

作り方

(1)
豚肉は食べやすい大きさに切る。白菜はそぎ切りにする。春雨ははさみで半分に切る。
(2)
鍋に分量の水と煮干し、昆布、干ししいたけを入れて火にかける。煮立ったらアクを取り除き、豚肉を加える。再び煮立ったらアクを取り除く。しいたけを取り出し、食べやすい大きさに切って鍋に戻す。
(3)
(2)に白菜と春雨を入れ、白菜が透明になったら火からおろして塩、黒こしょうで味を調える。

※春雨、干ししいたけは、湯や水で戻してから使用してもよいでしょう。