• メールで送る

第105回 夏を乗り切るために パイナップル

監修 篠原 絵里佳(しのはら えりか)先生 [野菜ソムリエプロ・管理栄養士・日本抗加齢医学会認定指導士・ベジフルビューティーアドバイザー]

医療機関での月150~200件の栄養相談経験を通して「医×美×食」を融合させた、体の中から健康に美しくなる食情報を発信。講演活動、セミナー講師、雑誌・新聞でのレシピやコラム連載、ラジオなどで幅広く活動中。

昔から南国フルーツの定番として親しまれているパイナップル。松(パイン)かさに似た形で、りんご(アップル)のような味と香りがすることから、その名前がつきました。独特の酸味と甘味は、これからの暑い季節には格別の美味しさ。夏の美容や健康に役立つ成分も多く含まれ、デザートや料理の材料としてぜひ活用したい果物です。

夏の体にうれしい爽やかな風味と栄養価

艶やかな緑の葉と黄金色の果肉の鮮やかなコントラストが魅力のパイナップル。栄養面で特徴的なのは、エネルギー源となる糖質とともに、糖質をエネルギーに変えるために必要なビタミンB1が多く含まれていることでしょう。

また、ビタミンB6、カリウム、クエン酸や、食物繊維、ビタミンCも含まれています。

さらにタンパク質分解酵素を含んでいるのも、パイナップルの特徴です。調理前の肉を、すりおろしたパイナップルに漬けておくと柔らかくなるのは、この酵素の働きによるものです。

この酵素は、暑い時季に弱りがちな健康維持にも役立つといわれています。その働きを期待する場合には、料理の最後にフレッシュなものを加えたり、のせたりして使うのがポイントです。

カットして冷凍しておくと応用も自在

選ぶ時は重みがあり、香りの良いものを。中の糖分は底に偏りやすいので、葉がついている方を下にして一晩おくと甘味が均一になります。

食ベ切れない時には、一口大に切って冷凍を。そのままアイスとして食べたり、料理に加えたり、ドリンク作りなどにも使えます。南国フルーツで、今年の夏を元気に過ごしてみませんか。

食欲もスタミナもアップ!豚肉のバーベキュー風ソテー

材料(2人分)

パイナップル(果肉)
・・・150g
豚赤身肉
(モモ肉、ヒレ肉など)

・・・90g×2枚
オリーブオイル
・・・大さじ1
クレソン
・・・少々
A
赤ワイン(もしくは酒)・
ケチャップ

・・・各大さじ2
しょうゆ・中濃ソース
・・・各大さじ1

作り方

(1)
パイナップルを粗みじんにし、豚肉にまぶして20~30分程度おく。
(2)
フライパンにオリーブオイルを熱し、パイナップルを取り除いた豚肉を中火で2分程度焼く。裏に返してふたをして弱火で7~8分蒸し焼きにする。豚肉に火が通ったら一度取り出し、食べやすい大きさに切る。
(3)
(2)のフライパンに、よく混ぜ合わせたAと(2)で取り除いたパイナップルを加えて、汁がフツフツとしてきたら、(2)の肉を戻し入れて絡めながら3分程度煮る。
(4)
器に盛り、クレソンなどを添える。
パイナップルはこんな使い方も!
  • 一口大に切りタコなどのシーフード、あるいは生ハムやベビーリーフ、レタスなどとドレッシングであえてサラダに
  • いちょう切りにし、ステーキやハンバーグの付け合わせに
  • ステーキソースやカレーなどに刻んで混ぜるとトロピカル風に
  • デザートや料理の甘味付けに

さらに肉を煮込む前に、すりおろしたパイナップルに漬けると、肉が柔らかくなります。

パイナップルを使った料理にも相性抜群 上質なオリーブオイル おすすめ商品のご紹介

エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルロザーティ社 エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル

ひと振りでたちまちご馳走に変える、稀少な極上オイル。
洋食から和食まで、豊かで健やかな食卓を楽しみたい方へ

詳しくはこちら