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食のちから第78回 健康的な食生活を支える 海藻

監修 堀 知佐子(ほり ちさこ)先生 [管理栄養士・食生活アドバイザー・調理師]

京都市の調理師専門学校講師を経て、飲食店・中食事業のメニューアドバイスや食生活全般における指導、京料亭「菊乃井」の中食事業展開、フランス料理店やレストランの経営と幅広く活躍中。

味噌汁や酢の物、煮物、サラダの具など、和食に欠かせない材料として、日常的に食卓で親しまれている海藻。低カロリーなのに様々な健康成分が補給できるありがたい食材です。近年、特有のぬるぬる成分も注目されている海藻の魅力とパワーを紹介いたします。

海に囲まれた日本人のソウルフード

海藻が食生活に定着しているのは、世界中で日本と韓国ぐらいしかありません。

海藻は栄養的にも大変優れており、特に注目したいのが、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、ヨウ素などの豊富なミネラル類と、食物繊維。ビタミン類もAやB群が多く含まれ、必須アミノ酸がバランス良く摂れる点も見逃せません。

この豊富なアミノ酸の旨みを活用し、生み出されたのが「昆布だし」。江戸時代、北前船による交易で主産地の北海道から大阪に運ばれた昆布は、和食に欠かせないだしの素材として、日本中に広まりました。

ぬめりに含まれる健康成分フコイダン

一般的に昆布やわかめ、もずくなどの海藻は、表面にぬめりがあります。それは「フコイダン」と呼ばれる粘膜成分で、潮の流れや外敵に傷つけられることから身を守り、さらに海中から取り出された時には乾燥などを防ぐ働きをします。

フコイダンは、特にわかめの根元の「めかぶ」に多く含まれており、私たちの体を守るちからにも役立つといわれています。フコイダンは水に溶けやすいので、お吸い物や味噌汁の具などにしていただくのもおすすめです。

乾燥品も活用して海藻パワーを毎日の食卓に

生の海藻とともに、ぜひ活用したいのが乾燥品。水で戻せばすぐに使えます。とろろ昆布は熱湯を加えれば、昆布だしがわりにもなります。

また、脂溶性のビタミンAが豊富な海藻は、実は油とも好相性。オリーブオイルやゴマ油を合わせてもおいしくいただけます。海藻パワーで毎日をすこやかに過ごしましょう。

注目成分フコイダンがたっぷり めかぶととろろ昆布のお吸い物

材料(2人分)

とろろ昆布
・・・・・・・・・・・・4g
めかぶ
・・・・・・・・・2パック(45×2)
絹ごし豆腐
・・・・・・・・・・・40g
熱湯
・・・・・・・・・・・・・300cc
しょうが汁
・・・・・・・・・・小さじ1
かいわれ大根
・・・・・・・・・・少々

作り方

(1)
とろろ昆布、めかぶ、さいの目に切った絹ごし豆腐を、それぞれお椀に入れて熱湯を注ぐ。
(2)
しょうが汁を入れて混ぜてから、食べやすく切ったかいわれ大根を飾る。

疲労回復に役立つスタミナ料理 長芋のステーキ 海藻ソース添え

材料(2人分)

長芋
・・・・・・・・・・・・・150g
わかめ(乾燥)
・・・・・・・・・・・・3g
サラダ用ミックス
海藻(乾燥)

・・・・・・・・・3g
オクラ
・・・・・・・・・・・・2本
ミニトマト
・・・・・・・・・・・・4個
スプラウト
・・・・・・・・・1/2パック
エキストラ・ヴァージン
・オリーブオイル

・・・・大さじ1
しょうゆ
・・・・・・・・・小さじ1/2
バルサミコ酢
(半量まで煮詰めたもの)
・・・・小さじ2

作り方

(1)
皮をむいた長芋を厚さ1cmの板状に切る。フライパンでオリーブオイル(分量外)を熱し、長芋の表面に色が付くまで中火で両面を焼く。
(2)
わかめ、ミックス海藻は水で戻し、水気を切っておく。オクラは熱湯にくぐらせ、水に浸したら輪切りにする。ミニトマトは小さめに切り、スプラウトは食べやすい長さに切る。
(3)
(2)をエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルとしょうゆで和えておく。
(4)
器に長芋を盛り付けたら(3)を彩りよくのせ、バルサミコ酢をかける。

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