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食のちから 第83回 美と健康を支える身近な果実 レモン

監修 KAORU(かおる)先生 [シニア野菜ソムリエ]

FMラジオ局で報道キャスターを務める傍ら、野菜ソムリエの資格を取得。全国で第一号の野菜ソムリエとなる。日本野菜ソムリエ協会講師として、テレビ・ラジオ・雑誌のほか、講演やレシピ開発など多方面で活躍中。著書に『干し野菜手帖』 『野菜たっぷり!サンドイッチレシピ』(ともに誠文堂新光社)など。

レモンは、爽やかな酸味だけでなく、香りや色素成分にも美と健康に役立つ成分がたっぷり。添え物や飾りだけでは、もったいない果実です。体調管理や紫外線対策が大切になるこの季節こそ、レモンの多彩なちからを、最大限に摂り入れましょう。身も心もシャキッと元気に目覚めます。

世界で愛されるインド原産の果実

レモンというと、アメリカや地中海などのイメージがありますが、原産地はインドといわれています。祖先はシトロンという果実で、その漢名「枸櫞(クエン)」が、クエン酸の由来です。中国では古くから体内の水分を補う食物とされており、日本には明治時代の初めに伝わったそうです。

健康づくりの強い味方に

レモンの強い酸味は、豊富に含まれるビタミンCとクエン酸によるものです。

ビタミンCはコラーゲンの合成に欠かせない栄養素で、美容や健康維持のための強い味方となってくれます。

一方、クエン酸には体の中から元気をサポートする働きがあります。

ほかにも、爽やかな香り成分には心身をリラックスさせる働きがあり、毎日の美と健康を後押ししてくれます。

はちみつと組み合わせて元気をさらにサポート!

レモンはデザートやドリンクのほか、肉や魚の臭み消しや、果物の変色を抑えるのにも重宝。果汁を製氷器など小分けで冷凍しておくと便利です。しょうゆに加えれば減塩に。また、レモンと同じように、元気をサポートする働きが強いはちみつとは、味も好相性。一緒に漬け込めば、様々なレシピに使えるので、ぜひ試してみませんか。

はちみつレモンビネガー レモンを漬けるはちみつと酢は、昔から体にいいことで知られる食品。高い相乗効果が期待でき、やさしい酸味はドリンクや減塩調味料として多彩に活用できます。

材料(作りやすい分量)

レモン
・・・・・・・・・・2個
はちみつ
・・・・・・・・・200g
・・・・・・・・・・・・200mL

※爽やかな味わいがお好みの方は酢の割合を少し多めに。
※酢はりんご酢、米酢、黒酢、白ワインビネガーなどお好みで。

作り方

(1)
保存用の広口瓶は使用前に煮沸消毒をして、よく乾かしておく。
(2)
レモンは丸ごとよく洗い、皮付きのまま薄く輪切りにする*。
(3)
広口瓶に(2)を入れ、はちみつ、酢を注ぐ。はちみつが溶ければできあがり(一晩置くと味がなじみます)。

*皮を使うのが気になる方は皮をむいてお作りください。
※冷蔵庫で3週間ぐらい保存できます。

はちみつレモンビネガーのアレンジレシピ レモンゼリー

鍋にはちみつレモンビネガー(50mL)と水(200mL)、粉ゼラチン(5g)、砂糖またははちみつ(お好みの分量)を入れ、かき混ぜながらとろ火にかける。材料が溶けたら火を止め、茶こしでこしながら器に注ぎ冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。

※材料は2人分です。

※冷やし固める時に漬けていたレモンを入れたり、器に盛りつける時にレモンやミントを飾ったりしても。

ほかにもいろいろ!

ドリンクに

炭酸水、冷水、お湯、牛乳など、
お好みの分量で割るだけ

ドレッシングに

オリーブオイル、塩、こしょうを混ぜる

ピクルス液に

お好みの野菜を漬ける

マリネ液に

肉を漬けておくとやわらかく美味に

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