「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、濃厚でクリーミーな味わいに加え、果実の中でも群を抜く栄養価の高さや、料理の応用範囲が広い点も大きな魅力。その豊かな健康パワーを上手にいただく簡単メニューと食べ方をご紹介します。

原産地の中央アメリカでは古くから「生命の源」と呼ばれるほど、栄養価の高さで知られるアボカド。濃厚でクリーミーな味わいは脂質によるものですが、その多くは生活習慣対策には欠かせない不飽和脂肪酸です。また、体をつくるタンパク質や腸の働きに大切な食物繊維も多く、食事にもおすすめできる健康果実です。

アボカドに含まれるビタミンの中でも、特に豊富なのがビタミンB1・B2とEです。ビタミンB1は夏の疲れをためないために、ビタミンB2は健康な髪や肌をつくるために欠かせない栄養素。また、ビタミンEは、若々しさや美しさの維持に役立ちます。
ミネラルでは、果実の中で群を抜く含有量を誇るのがカリウム。体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、夏にピッタリの食材です。

そのまま食べても美味ですが、とろりとした食感は、わさびとしょうゆにもぴったり。酢飯にのせてかば焼きのタレと山椒をかける、納豆に混ぜる、といった食べ方もおすすめです。
また、アボカドには酸味や甘味が少ないので、柑橘類と合わせてマリネにしたり、スイーツ感覚でハチミツをかけたりしても美味。さらに、火を通して調理すると、ほっくりとした食感に。香りの立つ食材や調味料と合わせると、新しい美味しさに出会えます。
アボカドを選ぶ時のコツと、熟成度に合った使い方を下記でご紹介しています。この夏、アボカドを多彩に味わってみませんか。