ダイエット情報館

ダイエットのための「カラダ」と「栄養学」基礎 賢くやせ、気持ちよく生きるための「大人の食育」

水分

私たちの体の60%以上は水です。水は、細胞を満たし、いろいろな物質を溶かし込んで化学反応の"場"となり、血管や細胞の間を流れて、さまざまな物質をカラダのすみずみまで運搬します。細胞の内外で色々な物質をやり取りできたり、体液の濃さをうまく調節できたり、体温を維持できたりするのも、「水」という液体の持つ特別な性質によるものです。言うまでもなく、水は私たちの生命を維持するうえで、もっとも必要不可欠なものです。

私たちの体には、通常、一日2リットルくらいの水が出入りします。生命活動を行う限り、絶えず老廃物が発生しますが、これを排泄してくれるのも、また水です。排泄に必要な最小限の尿量は約500mlといわれ、これを下回ると不要物を外に出すことができなくなります。水は毎日充分に補給しなくてはなりません。

私たちは、飲料水やお茶やコーヒーからだけでなく、普段とっている「食事」から、実は多くの水分を得ています。たとえば「米」にはもともと10%以上の水分が含まれますが、ごはんを炊く時には米の重量と同量以上の水を加えて炊き上げます。このことからも分かるように、とくに「水っぽい」食品でなくても、けっこう水を含んでいるものなのです。野菜などはご存知のように、その大半が水分です。さらに、食事で摂った栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質)が燃焼してエネルギーに換わる際にも、体の中で水が生成します(代謝水)。ですから、一日に必要な水分(約2リットル)をすべて飲料水でとらなくてはいけないわけではありません。

ただし、ダイエット中には、食事の量が減る分、ふだん無意識に食事からとっている水分の量も、必然的に減ることになってしまいます。また、運動や半身浴を組み合わせれば、発汗によって多くの水分が失われることも考えられます。よってダイエット中は、いつもより少し意識して水を飲む必要があるでしょう。苦しく感じるほどに飲む必要はまったくありませんが、喉の渇きを感じる前に、こまめに摂取することを心がけましょう。

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