………………………………………………………………………………………………    2018年9月28日更新

59 精油の一滴ができるまで

エアフレッシュナー、デスクアロマ、アロマバスなど、 ハーブズコラムでは、さまざまな精油の楽しみ方をご提案してきましたが、 そもそも精油ってどのように作られているのかご存知でしょうか?

精油は、たくさんのハーブ(原料植物)からほんのわずかしか取れないエッセンス。
その希少性を知れば知るほど、精油がもたらしてくれる恩恵をしっかりと受け取れるはず。

今回のハーブズコラムでは、ハーブの花や葉などから、どのような方法で精油ができるのか、そのプロセスをご紹介します。

水蒸気で蒸して香り成分を抽出する「水蒸気蒸留法」

抽出される部位はハーブによって違うため、それぞれに応じた方法が選ばれます。 今回は、なかでも古い歴史を持ち、もっとも多く用いられている「水蒸気蒸留法」で、精油が抽出されるまでの工程をご覧いただきましょう。

「水蒸気蒸留法」で、精油が抽出されるまでの工程

1kgの精油を採るためには、例えばローズなら3~5トンもの花、ラベンダーなら100~200kgもの花の穂が使われます。精油の種類によっては高価なものもありますが、これだけたくさんの原料が必要なことを知ると納得です。

オススメの万能精油は、「ラベンダー」

精油にはたくさんの種類があり「使ってみたいけど、どれを選べばいいのかわからない…」という方も多いかもしれません。

オススメするのは、生活のさまざまなシーンで活躍してくれる「ラベンダー」の精油。フローラル調のやさしい香りが特徴で、気持ちを和らげたい時や、クリーンにしたい時に活用できる優れもの。

ここでは、すぐにでも実践できるラベンダー精油の活用法をご紹介。特別なものを用意する必要はありません。

気分をリラックスさせる
気分をリラックスさせる

使わなくなったマグカップに熱湯を注ぎ、そこにラベンダー精油を1~3滴落とします。湯気とともに立ちのぼる香りを鼻からゆっくり吸い込みましょう。気分をリラックスさせてくれますよ。
※飲用ではありません。

気持ちよく眠る
気持ちよく眠る

ティッシュペーパーにラベンダー精油を1、2滴落とします。落とした面を内側に折りたたみ、枕の下に入れて眠りましょう。気持ちが落ちつき、ぐっすりと眠れます。

トイレの消臭に
トイレの消臭に

お好みの器に重曹大さじ3~4杯程度を入れ、そこにラベンダー精油を4、5滴落として、トイレの片隅に。香りが飛んでしまったら精油を追加。重曹が固まってしまったら、トイレの中のお掃除に再利用しましょう。

いろいろなシーンで手軽に使えるラベンダーの精油。ぜひ、常備しておきたい一本です。

精油を購入する時には、100%天然であることを確認しましょう。「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と書いてあるものであれば安心です。

たくさんのハーブの恵みと、たくさんの細やかな工程を経て生まれる精油。生産者や自然への感謝の気持ちを込めながら大切に使うことで、よりいっそうココロとカラダに心地よく響きます。

ご紹介アイテム:「ラベンダー」の画像

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ウエルネスライフマガジン 2018年9月号掲載分

今月のピックアップハーブ
オート 学名:Avena sativa / 科名:イネ科 / 和名:オーツ、マカラスムギ、エンバク / 部位:地上部
オート
ココロの元気をサポートして、やる気をチャージ!
オートミールやオートブランで知られる欧州の伝統食。ビタミンやミネラル、たんぱく質を豊富に含む栄養価に優れたハーブです。おつかれ気味のカラダに栄養をチャージしたいとき、わけもなくイライラしてしまうとき、いつもの元気を取り戻したいとき、そんなときはティーにしていただきましょう。どこか懐かしさを感じさせるふわりとした甘みは、毎日頑張るココロとカラダをほっこり満たしてくれますよ。

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