………………………………………………………………………………………………     2017年11月24日更新

49 アロマセラピーにも料理にも。万能ハーブ「セージ」活用術

「庭にセージの木がある家の人は病気にならない」
「長生きしたければ5月にセージを食べよ」

そんなことわざや言い伝えがあるほど、
人々の暮らしに欠かせないハーブとして親しまれてきた「セージ」。
その名前は、ラテン語で“救う”という意味をもつsalvare(サルワーレ)が語源で、
古代ギリシャの時代からメディカルハーブとして使われてきました。

今でも、ティーやお料理にはもちろん、エッセンシャルオイルや観賞用など、幅広く使える万能ハーブとして知られています。

今回のハーブズコラムでは、約900種類もの品種をもつと言われるセージのなかから、代表する3つの品種をピックアップ。
それぞれに適した活用アイデアをご紹介します。
今回は、そんなアロマワックスバーの作り方をご紹介します。

目的に合わせて使い分ける セージの上手な楽しみ方

今回は、数多くの品種のなかから、特に使い勝手が良く手に入りやすい、3つのセージにフォーカス。それぞれの特徴の違いや、楽しみ方をご紹介します。

アロマセラピーにはクラリセージ

クラリセージの名前の語源となるclarus(クラルス)は、ラテン語で“明るい”“澄んだ”を意味する言葉。見通しが立たない状況に陥った人々を救うハーブとして、古くからヨーロッパで親しまれてきました。
花や葉から抽出したエッセンシャルオイルは、フレッシュでほのかに甘い香り。緊張を癒やして、心を深く鎮めて安らぎを与えてくれます。

肉料理には欠かせないコモンセージ

強い香りの葉を持つコモンセージは、肉料理の臭み消しなどによく使われています。
セージはソーセージの語源にもなったほど、特に豚肉の加工品やソーセージづくりには欠かせないハーブです。
ハンバーグや煮込み料理、トマトやチーズとも相性抜群。また、ワインに合うハーブとしても有名なんですよ。

お部屋と心の浄化に ホワイトセージ

ネイティブ・アメリカンの間では「聖なるハーブ」と呼ば
れ、先祖を呼び込む儀式などで使われていたと言われてい
ます。天日に干したホワイトセージに火をつけ、手であお
いで消し、ゆっくりと立ち上る煙とともに空気を外へ逃が
すことで、神聖な空間をつくり出していました。セージはセラピストや占い師などに多く使われ、今では一般の人にも取り入れられているようです。清々しい空気にするだけでなく、心が落ち込んでいるときのヒーリングとしても、ぜひ試してみてくださいね。

コモンセージを使った簡単レシピ

素材そのものの風味をいっそう引き立ててくれるコモンセージ。
その魅力を味わうための、おすすめレシピをご紹介します。

お手頃ワインの風味をアップ! 「セージワイン」
セージワインのイメージ画像
材料・赤ワイン…500ml・コモンセージの枝…2?3本
(1)赤ワインを沸騰直前まで熱し、コモンセージの枝を入れて15~20分そのままに。
(2)フィルターで漉してできあがり。

寒い冬には、そのままホットワインで。冷蔵庫で冷やしてから飲んでも楽しめますよ。

ハーブ香るイタリアンソーセージ 「サルシッチャ」
サルシッチャのイメージ画像
材料・豚ひき肉…200g・玉ねぎ…1/4玉・にんにく…1/2片・片栗粉…少々・塩…小さじ1/4・コモンセージの葉…大さじ1
(1)玉ねぎをみじん切りにし、塩と砂糖を加えて5分おく。
(2)(1)に、みじん切りにしたにんにくとセージの葉、ひき肉と片栗粉を入れてよくこね、4等分したものをラップでスティック状にくるみ、形を整える。
(3)ホイルで巻き、強火で20分蒸した後、火を消しそのまま常温まで冷ます。
(4)ホイルとラップをはずし、食べる時にフライパンかトースターで焼く。

お好みの野菜と一緒に焼いて、色とりどりに。セージワインと一緒にお楽しみください。

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ウエルネスライフマガジン 2017年11月号掲載分

今月のピックアップハーブ
サフラワー 学名:Carthamus tinctorius / 科名:キク科 / 和名:ベニバナ / 部位:花
サフラワー
寒い季節の味方!女性特有のお悩みに
日本では「ベニバナ」の名で広く知られるサフラワー。サフラワー油のように食用としてはもちろん、その鮮やかなオレンジ色から、口紅やほお紅の原料としても使われてきました。女性に優しいハーブとして知られ、寒い季節の女性のお悩みにオススメです。強くクセのある香りと、渋みのある独特の風味が気になるときは、甘味や旨味のあるハーブとブレンドすると、より飲みやすく美味しくいただけます。

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