ハーブのさまざまな楽しみ方を提案する『ハーブズ コラム』。
今回は、ハーブを使った“おもてなしドリンク”をご紹介します。
ハーブを使ったドリンクと言えばティーが定番ですが、お好みのジュースなどと混ぜれば、ひと味違った味わいを楽しめるだけでなく、キレイにも元気にも役立てられます。
また、ハーブが織りなす美しい色や清々しい香りは、ちょっとしたおもてなしにもぴったり。トッピングにも工夫して、とびきりおしゃれに味わいましょう。
この夏は、いつもより自由に涼やかに、ハーブを楽しんでみませんか?
暑い季節にこそ、格別の美味しさを感じられるはずですよ。
それではさっそく、ハーブドリンクのレシピとつくり方をご紹介しましょう。
今回は、夏にぴったりの爽やかなコールドドリンクを4種類ご用意しました。
ちょっと工夫するだけで、グッとオシャレな雰囲気に。あわせるグラスや小物なども
参考にしてみてくださいね。
ドリンクに使用するハーブティーは濃いめに淹れたものを用意し、常温程度になるまで冷ましておくとスムーズです。
トロピカルリフレッシュドリンク
ハイビスカスの酸味とスペアミントの爽やかな香りがパイナップルの甘さをほどよく抑え、ちょっと大人の味わいをお楽しみいただけます。カットパインとミントを飾れば、トロピカルムードたっぷりの贅沢なドリンクに!
材料/分量
ハイビスカス(ドライ)小さじ1をカップ半分の熱湯で3分間抽出する。
つくり方
1.
グラスに氷を入れてから、半分までパイナップルジュースを注ぐ。
2.
常温に冷ましたハイビスカスティーを注ぎ、ちぎったスペアミントをたたいてのせる。
ガスパッチョ風エネルギードリンク
タイムの清々しい香りやライムのすっきりとした酸味は、暑い夏にぴったりの爽快さを演出してくれます。岩塩を少しずつなめながら味わえば、あと味もすっきり。冷製スープ感覚で楽しんで、しっかりパワーチャージしましょう!
材料/分量
★ローズヒップ:大さじ 2
★ネトル:大さじ 1
★タイム:大さじ 1/2
上記のドライハーブを混ぜ、カップ半分の熱湯で3分間抽出する。
つくり方
1.
氷を入れたグラスの半分程度までトマトジュースを注ぐ。
2.
常温に冷ましておいたブレンドティーを注ぎ、混ぜる。
3.
タイムまたはライムをトッピングし、岩塩を添える。
水出しルイボスティー
水出しに向いているハーブティーは、ルイボスやマテ、ダンディライオンルート、バードッグなどのローストされた状態のもの。中でもルイボスティーは、自然な甘みとほのかな渋みが好バランスで、口の中をさっぱりとさせてくれるので、食事中でも気軽に楽しめます。
材料/分量
つくり方
1.
ルイボスティーを市販のお茶パックに入れ、ピッチャーに入れて水を注ぐ。
2.
約5時間程度、好みの濃さになるまでティーバッグを浸し、お好みの濃さになったところで出来上がり。
ハイビスカスのルビーアイスソーダ
鮮やかなピンクの氷を浮かべれば、いつものドリンクが格段にオシャレに!グレープフルーツジュースやペリエなどの炭酸飲料との相性が抜群です。シロップやはちみつを加えたり、ソーダをフルーツジュースに変えたりするのもおすすめです。氷が溶けるにつれ、ハイビスカスの酸味と香りが溶け込み、さっぱりとした飲み口に仕上がりますよ。
材料/分量
ハイビスカス(ドライ)小さじ1をカップ半分の熱湯で3分間抽出する。
つくり方
1.
常温程度まで冷ましたハイビスカスティーを製氷機に入れ、冷凍庫で凍らせる。
2.
グラスにハイビスカス氷を入れ、ソーダを注ぐ。
おもてなしにピッタリのハーブドリンク、いかがでしたか?
氷を入れて楽しむ場合は、ハーブティーは濃いめに淹れましょう。
味の相性に配慮するなど、コツさえ覚えてしまえば、とっても簡単ですよね。
夏を楽しく爽やかに乗り切るメソッドのひとつとして、ぜひ取り入れてみてください!
レシピ内でご紹介しているハーブは「エンハーブ」の店舗およびオンラインショップでお買い求めいただけます。
ウエルネスライフマガジン 2014年7月号掲載分