布団に入ってもなかなか寝付けない…
日中もぼんやりとして気分が冴えない…
こんなふうに、何となく気分が沈んだり、イマイチ調子が上がらないと感じたことはありませんか?
ハーブの知られざる魅力や楽しみ方をご提案する「ハーブズ コラム」。
今回は、乱れがちな生活リズムを整えるハーブ活用術をご紹介します。
朝の目覚め、おふろ、寝室でのリラックスタイムなど、暮らしのさまざまなシーンに最適なハーブを活用すれば、生活リズムの改善につながるはず。毎日を楽しく健やかに過ごすため、今日から習慣にしてみませんか?
健やかな生活リズムを保つためには、上質な休息が欠かせません。1日の終わりには、ハーブが持つ自然の香りや味わいで心身を緩め、深いリラックスを感じましょう。まずは、生活リズムを向上させるためにアロマやティーとして取り入れたい、代表的なリラックスハーブをご紹介します。
心身を深いリラックス状態に導く甘く優しい香りが特徴。心を穏やかに保ちたい時におすすめです。お部屋やおふろで香りを楽しんだり、ボディケア剤に混ぜて使ったりと、暮らしのさまざまなシーンで活躍します。
アールグレイの紅茶に使用される香料としても有名なベルガモットは、明るさや幸福感を与えてくれる柑橘系の香り。心をほっとなごませる温かみのある香りで、くつろぎの空間づくりに最適です。
緊張や不安などの雑念を取り除き、幸福感と静けさを与えてくれるマスカットのような甘く芳しい香り。お部屋に香りを拡散させるアロマディフューザーを使って楽しむのはもちろん、植物性のオイルと混ぜてボディマッサージするのもおすすめです。
ジャーマンカモミール
バレリアン
パッションフラワー
りんごのようなフルーティーな香りとやさしい甘味が特徴。1日の終わりに温かいハーブティーをいただきましょう。気持ちを穏やかに整えてくれます。
“眠りのハーブ”とも呼ばれ、ヨーロッパで広く愛飲されているハーブティー。発酵臭のような強烈な香りを持ちますが、お湯を注ぐとおさまります。カモミールなどとブレンドして飲むのがおすすめです。
甘い草木の香りとほんのりとした渋みが特徴のハーブ。カモミールやレモンバームとブレンドするのが◎。不安で寝付けない時や、ストレスが気になる時にお試しください。
それでは実際に、ハーブを使って生活リズムを整える方法をご紹介します。ポイントは、オンとオフを上手に切り替えること。ゆったりとした夜を過ごすだけでなく、日中をしゃきっと過ごすことでも、生活リズムが整っていきます。
夜が長く感じてしまう日や、気分がもやもやとしてしまう時でも、ハーブの心地よい香りがそばにあれば、カラダもココロもほっと安らぐはず。日々のあらゆるシーンでハーブを活用して、毎日をアクティブに過ごしてくださいね!
上記コラム内でご紹介しているハーブは「エンハーブ」の店舗およびオンラインショップでお買い求めいただけます。
ウエルネスライフマガジン 2015年3月号掲載分