27 カラダに美味しい!冬のあったかハーブ鍋

ハーブのさまざまな魅力や活用法をお伝えする「ハーブズ コラム」。
今回は、ハーブが主役のお鍋レシピをご紹介します。

家族や友人と囲むあつあつのお鍋は、冬の醍醐味のひとつですよね。
水炊きやキムチ鍋、豆乳鍋など、さまざまなレシピがありますが、
自分でつくるとなると案外マンネリ化しがち……。

そこでおすすめしたいのが、個性豊かなハーブをたっぷり楽しむお鍋。
フレッシュなハーブを具材とすることはもちろん、
ドライハーブから出汁をとるアイデアも覚えておきましょう。

簡単&便利な“出汁”ハーブ

「没薬(ミルラ)」と「乳香(フランキンセンス)」 カラダを温めたり代謝をサポートしたり。さまざまな働きをもつハーブは、効率よく摂り入れたいもの。具材はもちろん、スープまでしっかり味わう鍋料理なら、その点は心配ありません。きちんと食べてキレイになりたい女性にうれしいメニューです。

ここからは、鍋料理やスープの出汁として活躍するドライハーブをピックアップします。出汁パックに適量入れ、水から鍋に入れて数分煮出せばOK。2~3種類ブレンドして使えば、さらに奥行きのある風味が楽しめますよ。


出汁におすすめのハーブ
・シベリアンジンセン
「気」を高めるハーブとして古くから東洋で活用されてきました。
ほっこりとした根の香りと、ほんのり甘い味わいが楽しめます。
・バードック
ゴボウのこと。食物繊維が豊富で内側からすっきりしたいときにぴったり。
甘みと旨みのバランスが良く、出汁をとるのに最適です。
・ターメリック
日本ではウコンの名で知られます。ターメリックに含まれる成分クルクミンは、生活習慣やお酒の量を気にする方におすすめです。
・サフラワー
ベニバナのこと。めぐりを整える、女性に嬉しいあったかハーブです。香味にクセがあるので、他のハーブと組み合わせてほんの少量使うのが◎。
・オレンジピール
オレンジの果皮のこと。消化をスムーズにしたり、食欲を整えたりしてくれるハーブです。元気の出ないときに摂り入れましょう。
ハーブのパワーをまるごと!ぽかぽか美味しい鍋レシピ

具材に出汁に、ハーブをたっぷりと使った鍋レシピ。今回はタイプの異なる2種類をご紹介します。

材料(4人分)

具材A:鶏肉(骨付きもも肉) 4本、れんこん1節(200g)、ごぼう1本、生姜1かけ、
ハトムギ大さじ4(約30分間水に浸しておく)、にんにく3かけ
具材B:ねぎ1本、水菜1束、すりごま小さじ1、クコの実大さじ1
調味料:酒1/4カップ、水8カップ、ドライハーブ<シベリアンジンセン大さじ1、クローブ小さじ1/2、オレンジピール(スイート)大さじ1>、塩、コショウ適量
※ドライハーブは出汁パックに入れておきましょう。

つくり方

  1. 鶏肉をザルにのせ熱湯を回しかける。皮付きの生姜を薄切りに、れんこんとごぼうは乱切りにする。ねぎは斜め薄切り、水菜は3センチくらいに切っておく。
  2. 鍋に水、酒、出汁パック、Aの具材を入れ、沸騰後弱火にして約1時間煮る。
    出汁パックは、はじめの10分くらいで取り出しておく。
  3. 塩・コショウで味を整え、Bの具材を散らして出来上がり。

材料(4人分)

具材:ブロッコリー 1個、たまねぎ 1個、キャベツ 1/4個、セロリ 1本、フェンネル(葉/生)適量
肉団子:合い挽き肉 400g、たまねぎ 1/2個、たまご 1個、フェンネルシード(ドライ)小さじ2、塩、こしょう 各少々
スープ:トマト水煮 1缶、水 5カップ、コンソメ 1個、塩 小さじ1、こしょう 少々、ローズマリー 1枚、白ワイン 1/4カップ、トマトケチャップ 大さじ1、サフラワー(ドライ) 小さじ1、ターメリック(パウダー/ドライ)各小さじ1、オリーブオイル 大さじ2、にんにく 2かけ

つくり方

  1. ブロッコリーを小房に分けて固めに茹でる。たまねぎは半月切りに、セロリはすじを取り、皮むき器で薄くスライスする。キャベツとフェンネルの葉は食べやすい大きさに切る。
  2. 肉団子の材料を粘りが出るまで混ぜ合わせ、団子状に丸める。フェンネルシードは包丁で軽く砕いておくと口触りがよい。
  3. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが出るまで炒め、スープの材料を入れる(ターメリックとサフラワーは煮立ってから入れる)
  4. 肉団子とたまねぎ、キャベツを加え、沸騰後10分ほど煮込む。セロリを入れて煮立ったら、仕上げにフェンネルの葉とブロッコリーを加えてさっと煮れば完成。

味の決め手や具材の主役にハーブを活用することで、鍋レシピのバリエーションはぐんと広がります。主に生は具材として、ドライは出汁のような形で風味付けとして、使い分けるのがポイントです。 美容、温め、めぐりサポート、すっきり・・・。目的に合ったハーブをたっぷり摂り入れて、冬に負けない元気とキレイをキープしてくださいね!

上記コラム内でご紹介しているドライハーブは「エンハーブ」の店舗およびオンラインショップでお買い求めいただけます。

ウエルネスライフマガジン 2016年1月号掲載分

今月のピックアップハーブ
学名:Scutellaria lateriflora / 科名:シソ科 / 和名: — / 部位:地上部 スカルキャップ
スカルキャップ
眠れない夜やストレスの多い日のおともに
花のがくの形がヘルメットに似ていることから、
"Skull(頭蓋骨)"と"Cap(縁のない帽子)"を組み合わせたユニークな名がつけられました。アメリカ先住民の生活必需品だったと言われるほど、歴史の深いハーブです。熱湯で抽出したティーは、爽やかな草の香りと苦味がマッチしたすっきりとした味わい。ストレスを感じやすい人や緊張しがちな人におすすめです。リラックスしたい時にいただくと、気分を晴れやかに整えてくれるはずです。