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2017年6月30日更新
梅雨の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強くなり、本格的な夏が近づいています。
次第に暑さが増してくると、つい冷房や冷たいドリンクに涼を求めてしまいますが、
頼り過ぎると知らぬ間に冷えを招き、さまざまな不調にもつながりやすくなります。
今年の夏を元気に乗り切るためにも、
からだを温めたり、巡りをよくする習慣を身につけておきたいですね。
今回、ハーブズコラムでご紹介するのは、南国・タイの知恵「ハーブボールマッサージ」。
布でしっかり包んだたくさんのハーブを蒸して温め、体に押し当てるマッサージです。
日本では本格的なスパやエステなどで使われるイメージですが、
意外にも、自宅で手軽に作ることができるんですよ。
タイのハーブボールマッサージは、昔から民間療法として人々に親しまれてきました。
日常の疲れを癒したり、産後の女性などが利用してきたそうです。
たくさんのハーブが身近に手に入る、タイならではの知恵が詰まったマッサージの方法ですね。
使うハーブはさまざまですが、レモングラスやショウガ、タマリンドやこぶみかんなど、タイの生活に密着したハーブが使われています。
現地では、ボディ用だけでなく、フェイス用の小ぶりなものなど、用途にあわせたさまざまな大きさのハーブボールがたくさん。
タイらしいオリエンタルな香りが楽しめるので、お土産用としても大人気なんです。
ハーブボールには、フレッシュハーブもドライハーブも使われますが、
今回は、ドライハーブだけを使った、手軽で簡単なつくり方をご紹介します。
選んだハーブは、レモングラスと和のハーブを含めた6種類。
体をじんわり温めて、キレイを作るラインナップです。
蒸したハーブボールをほぐして香りを立たせながら、ポンポンと体に押し当てて、気持ちのよい箇所を探るようにマッサージしていきます。
バスルームで使うとハーブの香りが広がり、スパにいる様な優雅な気分が味わえますよ。
じんわりとした温かさとハーブの香りが魅力のハーブボール。
外出がおっくうになる梅雨時は、手づくりのハーブボールで、
身も心も解けるリラックス時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?