………………………………………………………………………………………………     2017年6月30日更新

44 じんわりあったか!自宅でできる“ハーブボール”マッサージ

梅雨の雲間から注ぐ陽射しは日に日に強くなり、本格的な夏が近づいています。

次第に暑さが増してくると、つい冷房や冷たいドリンクに涼を求めてしまいますが、
頼り過ぎると知らぬ間に冷えを招き、さまざまな不調にもつながりやすくなります。

今年の夏を元気に乗り切るためにも、
からだを温めたり、巡りをよくする習慣を身につけておきたいですね。

今回、ハーブズコラムでご紹介するのは、南国・タイの知恵「ハーブボールマッサージ」。
布でしっかり包んだたくさんのハーブを蒸して温め、体に押し当てるマッサージです。
日本では本格的なスパやエステなどで使われるイメージですが、
意外にも、自宅で手軽に作ることができるんですよ。

タイ伝統のハーブボールマッサージ

タイのハーブボールマッサージは、昔から民間療法として人々に親しまれてきました。
日常の疲れを癒したり、産後の女性などが利用してきたそうです。
たくさんのハーブが身近に手に入る、タイならではの知恵が詰まったマッサージの方法ですね。

使うハーブはさまざまですが、レモングラスやショウガ、タマリンドやこぶみかんなど、タイの生活に密着したハーブが使われています。

ハーブのイメージ画像

現地では、ボディ用だけでなく、フェイス用の小ぶりなものなど、用途にあわせたさまざまな大きさのハーブボールがたくさん。
タイらしいオリエンタルな香りが楽しめるので、お土産用としても大人気なんです。

手軽で簡単! ハーブズコラム流・ハーブボールのつくり方

ハーブボールには、フレッシュハーブもドライハーブも使われますが、
今回は、ドライハーブだけを使った、手軽で簡単なつくり方をご紹介します。
選んだハーブは、レモングラスと和のハーブを含めた6種類。
体をじんわり温めて、キレイを作るラインナップです。

ハーブボールのつくり方
【材料】・ レモングラス、ショウガ(ジンジャー)、ニッキ(シナモン)、クワの葉(マルベリー)、スギナ(ホーステール)、ハト麦(ハトムギ)※すべてドライハーブ・各10g・ 綿やガーゼの布(30cm×30cm)・ 綿のひも(50~60cm)
1.布を被せたボウルに各ドライハーブを入れてよく混ぜ合わせる。
2.口を固くひもでしばり、持ち手をつくる。
3.軽く全体を濡らした後、ラップをかけて蒸し器や電子レンジで温めてできあがり。電子レンジを使う場合は、600Wで約1分~1分30秒を目安に。
POINT:お好みのドライハーブでアレンジしても◎。2、3回使ったらハーブの入れ替えをおすすめします。

蒸したハーブボールをほぐして香りを立たせながら、ポンポンと体に押し当てて、気持ちのよい箇所を探るようにマッサージしていきます。
バスルームで使うとハーブの香りが広がり、スパにいる様な優雅な気分が味わえますよ。

じんわりとした温かさとハーブの香りが魅力のハーブボール。
外出がおっくうになる梅雨時は、手づくりのハーブボールで、
身も心も解けるリラックス時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

ウエルネスライフマガジン 2017年6月号掲載分

今月のピックアップハーブ
ジュニパー 学名:Juniperus communis / 科名:ヒノキ科 / 和名:セイヨウネズ、トショウ / 部位:果実
ジュニパー
いらないものを押し出して身も心もスッキリ!
西ヨーロッパの蒸留酒「ジン」の香りづけに使われる、ジュニパーベリー。ヨーロッパでは古くから、魔除けのハーブとしても知られています。空気を清浄に保つことから、学校や病院ではジュニパーの枝を焚く習慣があったと言われています。いらないものをスッキリと押し出す力をサポートし、夕方になると靴がキツく感じる人や、靴下のあとが気になる人におすすめ。熱湯でやや長めに抽出すると、イキイキとした香りと爽やかな後味が楽しめます。