51 日本のハーブ「春の七草」大解剖

"せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ 春の七草"
子どものころ、短歌を読むように覚えた方も多いのではないでしょうか。

1月7日の朝に食べる七草がゆ。
ごちそう続きで疲れ気味の胃腸をいたわりつつ、
新年の無病息災を祈って食べる、日本に古くから伝わる習慣です。

じつは、新暦の1月7日は、春の七草を集めるには少々時期が早め。
旬を迎えるのは、だいたい1月末から2月末ごろなんです。

今回のハーブズコラムでは、いま、旬を迎えている七草の魅力を大解剖!
冬の身体に嬉しい知られざるパワーや、美味しく上手に取り入れるコツをお伝えします。

栄養たっぷり! 「春の七草」のパワーとは?

いわば、日本のハーブである七草。
それぞれにどんなパワーが秘められているのかご存知でしょうか?

春の七草の画像
せり

セリ科の多年草。スーパーでほぼ一年中手に入れることができる身近なハーブ。お正月料理で弱った身体を癒す働きが期待できます。

区切り線
なずな

ペンペン草の愛称で知られるアブラナ科の越年草。実は、ビタミンCや鉄分などを豊富に含むパワー溢れるハーブです。

区切り線
ごぎょう

キク科の多年草。明治時代頃までは、草餅の食材として使われていたとか。煎じて飲めば、冬の体調管理にも役立ちます。
 

区切り線
はこぺら

ナデシコ科の二年草。「繁栄がはびこる」として、縁起のよい植物とされています。ビタミンBやカリウムをはじめ豊富な栄養素、強い生命力をもつハーブです。

区切り線
ほとけのざ

名前の由来は、葉のつきかたが仏様の円座に似ていることから。キク科の越年性一年草で黄色い花を咲かせます。食物繊維が豊富で、美腸ケアにおすすめ。

区切り線
すずな

かぶの昔の呼び方。葉の部分にはビタミンやカルシウム、茎や根の部分にはアミラーゼなど、それぞれにうれしい栄養素がたくさん。
 

区切り線
すずしろ

だいこんの昔の呼び方。かぶと同じく、葉と根それぞれ違った栄養素が豊富に含まれています。お腹にやさしい日本のハーブです。

「春の七草」×「ぽかぽかハーブ」のアレンジレシピ

定番の七草がゆや、ぽかぽかハーブと七草のアレンジ料理で、旬の恵みをいただきましょう。

基本の七草がゆ

土鍋に、ごはん、水、昆布、塩を入れて柔らかくなるまで煮込んだあと、昆布を取り出し、刻んだ七草を加え、ひと煮立ちさせたら出来上がりです。

「基本の七草がゆ」のイメージ写真
ジンジャー&バードックが香る 七草のあったかポタージュ

ぽかぽかハーブを代表する「ジンジャー」と「バードック(ごぼう)」を使った、ハーブズコラム流七草のアレンジレシピです。

「七草のあったかポタージュ」のイメージ写真

材料(2人分)

● 玉ねぎ・・・50g ● かぶ・・・150g(白い部分) ● オリーブオイル・・・大さじ1 ● お水・・・200cc ● 牛乳・・・100cc ● ドライジンジャー・・・小さじ1 ● バードック(乾燥ごぼう)・・・小さじ1 ● 塩・・・小さじ1/4

必要なもの

 出汁パックまたはお茶パック
 ミキサーまたはハンドブレンダー

区切り線

つくり方

  1. 薄く切った玉ねぎとかぶを、オリーブオイルで透き通るまで炒める。
  2. ①にお水を加え、ひと煮立ちさせる。そこへ出汁パックに入れたドライジンジャーとバードックを入れて、柔らかくなるまで煮込む。
  3. 出汁パックを取り出し、お好みの七草を入れてミキサーでペースト状になるまで攪拌する。
  4. 最後に、牛乳とお塩を入れて味を調え、再沸騰させれば出来上がり。

その魅力を知れば知るほど、年に一度だけではもったいないですよね。
旬の食材やハーブには、自然のエネルギーが溢れています。定番の七草がゆだけではなく、色々なアレンジをたのしみながら、七草パワーをおいしくいただきましょう。

ご紹介アイテム:「ジンジャー」&巡りサポートの「バードック」の画像

ぽかぽかサポートの「ジンジャー」&巡りサポートの「バードック」
エンハーブでは、寒い季節におすすめのシングルハーブティーとしてご紹介しています。
> ジンジャー 25g : ご購入ページはコチラ
> バードック 30g : ご購入ページはコチラ

バックナンバーはこちらからご覧いただけます

ウエルネスライフマガジン 2018年1月号掲載分

今月のピックアップハーブ
ギムネマ 学名:Gymnema sylvestre / 科名:キョウチクトウ科 / 和名:ブカトウ / 部位:葉
ギムネマ
甘いものがやめられない人、
おせちや新年会で食べすぎた人に
葉を噛んで甘いものを食べると甘味を感じられなくなることから、インドでは「砂糖を壊すハーブ」として知られるギムネマ。甘いものへの欲求をセーブするため、ダイエット中の方にもおすすめです。熱湯で抽出したギムネマ茶は、渋い緑茶のような香りと重みのある苦味があり、少々クセのある味わい。他のハーブに少量ブレンドすると飲みやすくなります。