いよいよ本格的な梅雨シーズンがやってきました。
たまの雨はしとやかな風情があって良いものですが、
梅雨の長雨は、空気がじめじめとして心もからだもすっきりしませんよね。
バスルームのカビ、お部屋にこもった湿気などお悩みは尽きませんが、
この時期、もっとも多くの人を憂鬱にさせるのが“洗濯物問題”。
部屋干ししたときに漂ってくるあのイヤなニオイ、なんとかならないものでしょうか。
洗濯物の生乾きのニオイは、雑菌の繁殖が原因。
外で干すよりも乾きが遅く、ぬれている時間が長くなるため雑菌が繁殖しやすくなるのです。
そんなとき、とっても頼りになるのが「ティートゥリー」というエッセンシャルオイル。
爽やかな香りと抗菌力を併せ持つティートゥリーの魅力を知り、
梅雨時のお悩み解消に役立ててみてはいかがでしょうか。
抗菌の働きで知られるハーブ、ティートゥリーは、オーストラリアに自生するフトモモ科の高木。
先住民であるアボリジニの人々が、その葉をティーにしたことからこの名がつけられたと言われています。
ティーとして楽しむだけでなく、ちょっとしたケガの消毒やかゆみ止めにも使われていたとか。
今でも、オーストラリアでは、
ティートゥリーを使ったたくさんの商品が売られています。
葉を蒸留してできるエッセンシャルオイルは、抗菌パワーを持ちながら、肌やからだへの働きかけは穏やか。
今も昔も、人々の暮らしに欠かせないハーブであることがうかがえますね。
香りは清々しく、まるで森林浴をしているよう。
お部屋の香りを清潔に保ちたいときやリフレッシュしたいときにぴったりです。
それではさっそく、ティートゥリーのエッセンシャルオイルを使って、部屋干しのイヤなニオイを解消しましょう。
使い方は、いたって簡単。
洗濯物を干しているお部屋にティートゥリーの香りを拡散させるだけ。
いろんな方法がありますが、アロマディフューザーを使うとより効果的です。
洗濯物やお部屋から菌を遠ざけてくれるだけでなく、ティートゥリーの清々しい香りがフワッと広がって気分までスッキリ!
クリーンな空気に満たされた空間は、じめじめとした梅雨時には格別の心地よさです。
エッセンシャルオイルの量は2、3滴ほどですが、そのパワーは侮れませんよ。みなさんも、ぜひお試しくださいね。