65 ハーブと眠りのいい関係

なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、目覚めがすっきりしない…。
皆さんの中にも日々の眠りに悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

「たいしたことはない」と放っておくと、毎日のわずかな睡眠不足が知らず知らずのうちに積み重なり、ココロとカラダに様々な影響をおよぼすことに。その結果、生活や仕事の質を下げてしまいかねません。

良質な睡眠を取り戻す方法はいくつかありますが、「ハーブズコラム」ならではの、ハーブのちからで解決する方法をご紹介します。

重要なのは、おやすみ前の1時間。
「眠りへの入り方」のイメージ画像

皆さんは、おやすみ前の1時間をどのように過ごしていますか?

睡眠研究で有名なスタンフォード大学では、「眠り始めの90分間をいかに深く眠るか」が良い睡眠を得るための条件だと提唱しています。

だからこそ意識したいのが、「眠りへの入り方」。
おやすみ前の時間を使って、ココロとカラダをおやすみモードへ切り替えていくことが大切です。

「光のコントロール」のイメージ画像

まずは、光のコントロールから。
おやすみ前のリラックス時間は、暖色系のやわらかな光の部屋で過ごすのがおすすめ。
テレビやパソコン、スマートフォンの明るい光は見ないように心がけましょう。

「アロマを焚く」のイメージ画像

さらに、寝室にアロマを焚くと、より入眠がスムーズに。
ラベンダーやベルガモット、パチュリなどの穏やかな香りは脳の疲れを癒やしてくれます。

温かいハーブティーで、眠りのスイッチをいれましょう。

人は、一時的に上昇した体温が下がり始めるときに眠気を覚え、眠りに入っていくと言われています。シャワーだけで済ませずに湯船に浸かること、温かいお茶でカラダを中から温めることは、良い眠りへの第一歩。
さらに、リラックスをサポートしてくれるハーブや、ココロとカラダの緊張をやわらげてくれるハーブがブレンドされたハーブティーなら、それぞれのハーブの相乗効果で、快眠を力強くサポートしてくれます。

「ハーブティー」のイメージ画像
おやすみ前のおすすめハーブ
ジャーマンカモミール

リラックスの代名詞的なハーブ。イライラや興奮、緊張、不安を鎮め、穏やかな眠りをもたらしてくれます。甘くやわらかな香りとともにリラックス時間を楽しみましょう。

レモンバーム

不安、緊張、イライラなどに役立つハーブ。気分を落ち着かせたいときには、レモンバームのハーブティーを飲みながら大きく深呼吸してみましょう。

バレリアン

「眠りのハーブ」として知られるバレリアンは、深い樹木のような独特の風味。心身を緊張や不安から解放してくれます。カモミールやシトラス系ハーブとのブレンドもおすすめです。

皆さんも、1日が終わったら明かりを落とし、温かいハーブティーでリラックスする習慣を取り入れてみませんか?
朝までぐっすり、そしてスッキリ目覚める、自然な睡眠サイクルを取り戻しましょう。

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ウエルネスライフマガジン 2019年3月号掲載分

今月のピックアップハーブ
アンゼリカ 学名:Angelica archangelica / 科名:セリ科 / 和名:ヨーロッパトウキ / 部位:根
アンゼリカ
ココロのバランスをととのえたい時、
本来の自分を取り戻したい時に
「エンジェル(天使)」を語源にもつ、セリ科の二年草。ある修道士の夢に大天使ミカエルが現れ、アンゼリカが疫病を防ぐと告げたという伝説が由来とされています。古来より、ベネディクト酒やシャルトルーズ酒の材料として使われてきたほか、悪魔を遠ざける神聖なハーブとしても重宝されてきました。熱湯でじっくり抽出したティーは、発酵したような強い香りと苦味が特徴。イライラを沈め、ゆったりとした気分へ誘い、ココロのバランスを整えます。