72 「ブルーマロウ」のとろ〜り潤いハーブティー

鮮やかなブルーからエレガントな薄紫色へと湯色が変わる、不思議なハーブティー「ブルーマロウ」。

「vol.47 『ブルーマロウ』でティータイムに彩りを」でもご紹介しましたが、このハーブの特徴は、ドラマティックな色だけではありません。
花には、お湯で抽出するととろみ成分になる粘液質が含まれていて、今の時期に起こりがちなイガイガやゴホゴホといった不快感を和らげてくれる、嬉しいパワーを秘めています。

今回のハーブズコラムでは、ブルーマロウのハーブティーが持つもうひとつの魅力にフォーカス。
その歴史や上手なハーブティーの楽しみかたもご紹介します。

メディカルハーブ「ブルーマロウ」の魅力

紀元前から栽培されてきたブルーマロウ。
サラダやスープなど食用として親しまれていたほか、健康に役立つ成分を含むことから、古くから薬用植物としても利用されてきました。

特に豊富に含まれているのが粘液質で、これがブルーマロウのハーブティー特有のとろみのモト。私たちのカラダにある粘液の代わりとなって、粘膜を守ってくれる頼もしい成分です。

「ブルーマロウの花」の画像
「ブルーマロウ」の画像

また、ブルーマロウの花には、アントシアニジンという成分も含まれています。
これは、ブルーの湯色をつくりだす成分でもありますが、読書や編み物など、細かい作業で疲れた瞳をやさしくケアしてくれる働きもあるのです。

たくさんの成分を持ち、バランスよく全身に働くハーブはメディカルハーブと呼ばれ、ブルーマロウはまさにその代表格。水分を失った肌に潤いを与える効果も期待できるため、スキンケアにも活用されています。

「潤い」と「湯色」でカラダもココロも満たされる

淹れたてのブルーマロウティーは、目にも鮮やかなブルー。
時間の経過とともに、少しずつエレガントな薄紫色へと移ろいます。

レモン果汁を絞れば、一瞬にしてやさしいピンク色に。
ブルーマロウはクセのない味わいなので、爽やかな酸味がよいアクセントになり、違った美味しさを味わうことができます。

「ブルーマロウティー」のイメージ画像

また、別のハーブをブレンドするのもおすすめ。
たとえば、「ペパーミント」をブレンドすれば、とろっとした喉ごしに清涼感がプラスされ、イガイガした不快感をす~っと和らげてくれるでしょう。
お好きなハーブとブレンドして、好みの風味をつくり出すのも楽しいかもしれません。

カラダにも五感にも潤いをもたらす、不思議で頼もしいブルーマロウ。
毎日のほっこりティータイムのレパートリーに、ぜひ加えてみてください。

ご紹介アイテム:「ブルーマロウ」の画像

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ウエルネスライフマガジン 2019年10月号掲載分

今月のピックアップハーブ
パッションフラワー 学名:Passiflora incarnata / 科名:トケイソウ科 / 和名:チャボトケイソウ / 部位:地上部の全草
パッションフラワー
心穏やかに1日をしめくくりたい時に
パッションは“情熱”ではなく「キリストの受難」の意味。花の形がキリストが最期に被っていたイバラの冠を思わせることから、「受難の花」と呼ばれるようになりました。日本では、花が開いた様子が時計の文字盤に見えることから「トケイソウ」と呼ばれています。眠れない夜や大きな不安を持って気持ちが休まらない時、怒りを取りはらえない時には、温かいハーブティーを。草木のようにクセのない爽やかな香りと味わいで、心がほっと和みます。女性特有のイライラなどにも使いやすい、穏やかなハーブです。