2013年9月1日
サントリーウエルネス株式会社
生産部 餅田 進彦
サントリー健康科学研究所では昨年に引き続き、今年も夏場の節電活動を実施しています。
その節電活動とは、照明の間引き、サンプル保管用冷蔵庫の使用台数削減、そして、空調温度の28℃設定です。
今年は従来の節電活動に加えて「エコかつアメニティ(略称:エコニティ)」をコンセプトに暑さ対策を検討しました。その結果、注目したのは空調吹出し口付近での冷風温度。
空調温度を28℃設定とした場合、何となく暑く感じますが、吹出し口付近での冷風は当たり続けると風邪をひいてしまいそうなほど冷たいのです!
そこで、この冷風を部屋全体に行き渡らせる方法として電力を使わないハイブリッドファンの導入を決め、執務スペースにある6箇所の吹出し口のうち、まずは1箇所でテスト運用をスタート。
その結果、効果が期待できると判断し、全ての吹出し口に取り付けました。
器具自体には冷却能力が無いため、体感を指標として社内の声を聞いたところ、当初、狙いとしていた室内温度の均一化だけではなく、吹出し口直下の冷気の低減やゆるい動きが癒し効果があることも判明しました。