「カラダも心も肌も、表裏一体。
肌に対する気持ち、日々の習慣で
いくらでも変わると思います。」
モデルとして第一線を走り続けながら、カルチャー
スクールの講師や本の出版など多方面でご活躍。
多忙さを感じさせない、白くきめ細やかな肌を
支える毎日のお手入れと心構えを教えていただきました。
まず、みなさんにお伝えしたいのはお肌には優しく触れましょうってこと。肌というのは乱暴にたたいたり、こすったりする場所ではないんです。自分にとって大切なものだと思って、ゆっくり長時間お手入れをしてあげましょう。これは、私が講師を務めるカルチャースクールでもいつも生徒さんにお話ししていることです。
私はフルライン全部使っています。化粧水を肌に浸すようになじませたり、自分の体温でクリームをあたためたりしながら、デコルテまでしっかりと。だいたい20分くらいかな。特に化粧水はたっぷりと!いきなりクリームや美容液を肌に与えるのは、「喉が渇いたときにステーキを食べなさい」と言っているようなもの。肌が美容成分を受け入れる準備として、まずはたっぷりの化粧水。これが基本です。
そうですね。「忙しくてそんな時間がないんです〜」って仰る方も、よくいらっしゃいます。でも、20分を惜しむか大切にするかで、人生の肌が変わるんですよ!すこし早く起きたり、夜のテレビを見る間を使ったり。すこしの隙間の時間を見つけられたらいいですね。好きなことをしながら、ゆっくりリラックスタイムでいいんですから。
健康のために生活習慣を変えるのと同じで、シミをつくりたくなかったらまずは日焼け止めクリームをしっかり塗ること。私も、30代まで、真っ黒に焼いてしまっていたから。ここまで戻ったのは、日々の習慣やお手入れを変えたからでしょうね。今は美容医療などのケアもあるけれど、結局日々のお手入れを怠ると意味がないと思うので、私はやりません。エファージュの光対策クリームはSPF50+なのに、テクスチャーが軽くてツヤがあってすごくいい!昔はこういうのがなかったんです。これはずっと変えないでほしいです。
毛利 理美さん
モデル・女優。『家庭画報』など数々の雑誌やテレビCM、ショーに出演。ウォーキング指導やビューティアドバイザーとしても活躍中。著書に『いくつになっても、美しく、いさぎよく生きる』(主婦の友インフォス)。