目次
1.花粉症の症状緩和が期待できる食べ物
日常生活で花粉症の対策を行なうためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。花粉症の症状緩和が期待される食べ物は、次のものが知られています。
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• 大葉
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• 青魚
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• トマト
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• ネギ
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• ニラ
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• ショウガ
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• ウド
なかでも大葉は、アレルギーの予防や症状改善に効果的です。
花粉症の季節になると、くしゃみや鼻水、目のかゆみや肌荒れなどが起きるため、多くの方がつらい思いをしながら過ごしているかと思います。対症療法として抗ヒスタミン薬の内服や点鼻薬などを使うことが多いでしょう。
しかし、できれば日頃の生活のなかでも花粉症の対策をしていきたいものです。
そこで今回は、花粉症に良いとされる食べ物や、症状を緩和する方法を紹介します。
目次
日常生活で花粉症の対策を行なうためには、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。花粉症の症状緩和が期待される食べ物は、次のものが知られています。
• 大葉
• 青魚
• トマト
• ネギ
• ニラ
• ショウガ
• ウド
なかでも大葉は、アレルギーの予防や症状改善に効果的です。
ここからは、花粉症の緩和におすすめのレシピを紹介します。
• もやし 1袋
• ニラ 1/2束
• 豚ひき肉 100g
• にんにく 1片
• しょうが 1片
• ごま油 大さじ1
• 鶏がらスープの素 小さじ1
• 水 100cc
• オイスターソース 大さじ1
• 砂糖 小さじ1
• しょうゆ 大さじ 1/2
• 片栗粉 大さじ2
1. ニラは3cmの長さに切り、にんにくは皮をむいて芽を取り、みじん切りにします。しょうがも皮をむき、みじん切りにしましょう。
2. 片栗粉を同量の水で溶き、水溶き片栗粉を作っておきます。
3. フライパンにごま油を入れて熱し、1のにんにく、しょうがを入れて香りが立つまで炒めましょう。豚挽肉に火が通るまで炒めたら、鶏がらスープの素、水、オイスターソース、砂糖、しょうゆを加えて混ぜます。
4. 3が煮立ったらもやしと1のニラを加えます。再び煮立ったら、2の水溶き片栗粉を加え、とろみを付けたら完成です。
• 鶏ささみ 2本
• 赤パプリカ 1/2個
• 黄パプリカ 1/2個
• にんじん 1/4本
• 大葉 10枚
• グリーンリーフ 5枚
• ライスペーパー 5枚
• 塩 適量
• すし酢 50ml
• スイートチリソース 適量
1. 鶏ささみを耐熱容器に並べ、塩をふりかけラップをし、電子レンジで2~3分加熱します。加熱が終わったら、ラップをしたまま余熱で火を通しましょう。
2. 赤パプリカと黄パプリカ、にんじんを細切りにしたあと、ポリ袋などに入れてすし酢を加え、混ぜ合わせたら15分ほど置きます。
3. 1の鶏ささみの粗熱が取れたら、1cm角の棒状に切りましょう。
4. 水に湿らせたライスペーパーを乾いたまな板の上に置き、少し手前にグリーンリーフ1枚、大葉2枚、2のパプリカ、3の鶏ささみを載せ、しっかり巻きます。合計5本作ってください。
5. 4を食べやすい大きさにカットし、お皿に盛り付けスイートチリソースを添えて完成です。
食べ物以外で花粉症を緩和させるには、どのような方法があるでしょうか。ここでは、外出時、帰宅時、家庭内と3つに分けて対策を紹介します。
花粉が多く飛んでいるときは、メガネやマスクを着用しましょう。
メガネは、花粉用ではなく通常のメガネでも花粉が目に入るのを防ぐ効果があります。コンタクトレンズは、花粉がレンズと結膜の間で擦れるため、避けるのが無難です。
衣服はニットや毛織物ではなく、花粉が付着しにくいポリエステルのような表面がスベスベした素材のほうがよいでしょう。
外出から帰ってきたら、服に付いた花粉を落として家の中に花粉を持ち込まないようにしてください。早めにうがいをしたり、手や顔を洗ったりするのも効果的です。
髪の毛にも花粉はつくため、帰宅したらお風呂に入ってシャンプーで洗い流すのもよいでしょう。
花粉が飛散している時期は、洗濯物を外に干さず室内干しにします。乾燥機を利用するのもよいでしょう。掃除をするときは、花粉を舞い上がらせないために、最初に拭き掃除をしてから掃除機をかけるようにします。
換気をするときは、窓を全部開けるのではなく10cm程度開けてください。レースカーテンをしておくと、室内に侵入する花粉の量を大きく減らせます。
花粉症の対策に良いといわれる食べ物には、大葉や青魚、トマトやニラなどがあります。
今回紹介した「ニラともやしのマーボー炒め」や「鶏ささみと大葉の生春巻き」のレシピを参考に、普段の食事にぜひ取り入れてみてください。
これらの食べ物と併せて、メガネやマスクを着用したり、手洗いやうがいをしっかり行なったりすることも効果的です。
氏名:梅村 将成(うめむら・まさなり)
外科医として地方中核病院に勤務中。
消化器外科のみならず総合診療医として、がん治療(手術・抗がん剤・緩和治療/看取り)を中心に、幅広く内科疾患・救急疾患の診療を行なっている。
資格:医師免許・外科専門医・腹部救急認定医
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