目次
1.グレープフルーツにはビタミンが豊富に含まれている
グレープフルーツには、健康に良いといわれる栄養素がたくさん含まれています。ホワイト種とルビー種のグレープフルーツの、可食部100gあたりの成分含有量も併せて、詳しく見ていきましょう。
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ビタミンE(α-トコフェロール)
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・0.3mg/ホワイト 可食部100g中
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・0.3㎎/ルビー 可食部100g中
ビタミンEには抗酸化作用があります。また、肝機能が低下した際にはビタミンが不足するため、ビタミンEを含んだグレープフルーツを適量摂取するとよいでしょう。
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ビタミンB2
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・0.03㎎/ホワイト 可食部100g中
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・0.03㎎/ルビー 可食部100g中
ビタミンB2は、肝臓の働きを強めたり毒物を解毒したりする働きがあります。
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メチオニン
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・5.0㎎/ホワイト 可食部100g中
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・8.2㎎/ルビー 可食部100g中
メチオニンは、胆汁の排泄を促して肝臓の解毒作用を活性化します。
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シスチン
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・10.0㎎/ホワイト 可食部100g中
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・9.4㎎/ルビー 可食部100g中
シスチンも同様に、胆汁の排泄を促して肝臓の解毒作用を活性化します。
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食物繊維
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・0.6g/ホワイト 可食部100g中
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・0.6g/ルビー 可食部100g中
食物繊維は、人間の体内で消化吸収されないため栄養源とはなりません。しかし、「第6の栄養素」といわれるほど人体にとって欠かせない栄養素です。その理由の一つに、糖や脂質の吸収を抑えて便として排出する働きがあります。
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カリウム
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・140.0㎎/ホワイト 可食部100g中
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・140.0㎎/ルビー 可食部100g中
肝臓を労わるには、塩分を控えることが大切です。カリウムには塩分の排出を促す働きがあります。