目次
1.ラジオ体操の運動強度と消費カロリー
ラジオ体操には第一と第二がありますが、それぞれどのくらいの運動量になるのでしょうか。運動強度と消費カロリーについて、第一と第二、そして座って行なった場合に分けて解説します。
1-1.ラジオ体操の運動強度
運動強度(その運動を行なうにはどのくらいの負荷がかかるか)は、じっと座っているときの何倍のエネルギーを必要とするかで測ることが可能です。そして、その単位を「メッツ」と呼びます。
それでは、ラジオ体操の種類ごとの運動強度や他の運動との比較について見てみましょう。
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ラジオ体操第一
ラジオ体操第一の運動強度は4メッツです。これは、ゆっくりと階段を昇ったり、自転車で通勤したりするのと同程度の強度にあたります。また、自分の体重を使って行なう軽めの筋力トレーニングよりも、強度が強い運動といえます。
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ラジオ体操第二
ラジオ体操第二の運動強度は4.5メッツです。テニス(ダブルスの試合)や水中歩行(中等度)と同等の強度になります。
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座って行なうラジオ体操
ラジオ体操を座って行なう場合の運動強度は、2.8メッツです。ストレッチは2.3メッツ、ヨガは2.5メッツとなるため、これらの運動よりも強度は強いといえます。
1-2.ラジオ体操の消費カロリー
ラジオ体操を5分間行なうと20kcal消費し、これは660歩を歩いた場合の消費カロリーに相当します。
ストレッチは10分ほど行なうと26kcal、植物の水やりも10分ほどで26kcalの消費となるため、ラジオ体操は効率良くカロリーを消費できる運動だといえるでしょう。