2020年より取り組み始めたBeサポーターズ!
2023年には、全国160施設、延べ6,000名の方が参加するまでに広がりました。
これまで、Beサポ!の軌跡については、映像や写真でその様子をお伝えしてきましたが、
現場で起きている様々な物語を、もっと皆さんにお伝えしたいと思うようになりました。
このような想いから生まれたのが、”人生100年時代の物語大賞”です。
人生の大先輩たちの物語の中には笑いあり、涙あり、驚きあり…
この人生100年時代を自分らしく生きるヒントがたくさんあると感じています。
皆さまもぜひ、ココロ揺さぶられる物語たちを、お楽しみください。
Be supporters!運営一同
あなたがグッときた受賞作はどれですか?
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#1
2023年11月11日公開
この度は、このような賞を頂戴し誠に光栄に思います。今回の受賞を受け久しぶりにシゲノ様のご家族とお会いし写真を一緒に見ながら一緒に過ごせた時間を振り返り、お話できたことがとても嬉しかったです。シゲノ様が繋いでくださったご家族、サポーター仲間、多くの縁をこれからも引き継いでいけたらと思っております。
高齢者総合福祉施設オリンピア兵庫
ケアリーダー 稲田麻里
#2
2023年11月11日公開
受賞することができて本当に嬉しいです。利用者さんのキラキラとワクワクするような出来事を知って頂きたいと思い応募しました。賞を頂けるとのお知らせが届いたときには思わずガッツポーズしてしまいました。関わった皆さんのおかげでです。これからも利用者さんの笑顔とワクワクする出来事が増えるよう頑張ります。
小規模特別養護老人ホーム雅
ユニットリーダー/介護支援専門員 福野友美
#3
2023年11月11日公開
人は歩み続ける。迷いながらも一度決めたら、どんな困難にぶつかっても絶対に諦めない。
すると、仲間が支えてくれる。決して一人ぼっちじゃない。ゆっくりでもいい、その人のペースで一歩ずつ大地を踏みしめよう。セレッソを通じて、戦争を生き抜いてきた92歳・昭和男のそんな強い魂を見せられた思いがしました。
株式会社あぷり
広報部ディレクター 白川浩一
#4
2023年11月11日公開
人生の後半にさしかかりともすればモノクロになりがちな物語が、Beサポ!に出会えたことでカラフルに彩られ、笑顔が溢れる物語に変わっていきます。それは、本人様だけではなく周りの方達も。Beサポ!を沢山の人に知って頂き、ワクワクの輪が広がります様に。
社会福祉法人 射水万葉会
射水万葉会 天正寺サポートセンター
小規模多機能型居宅介護管理者 荒山 浩子
Beサポーターズ!にご興味のある施設の方は
こちらより説明会へご参加ください!
取材など、その他のお問い合わせは
以下のお問い合わせフォームのリンクよりご連絡ください。
株式会社小国士朗事務所 代表取締役/ Be supporters!発起人
小国 士朗さん
元NHK番組制作ディレクター。大学の卒論で密着したベガルタ仙台のサポーターたちの熱狂が”原風景”となり、Beサポ!を構想。これまでに手掛けたプロジェクトは「注文をまちがえる料理店」「deleteC」など。
Beサポ!がやっていることはとてもシンプル。「サポーターになろう!」と呼びかけて、みんなが思い思いの形で応援をしているだけ。ただそれだけのことなのに、なぜだか次々と新しい風景や新しい価値観が生まれている。「風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざのように、話が転がり続けるBeサポ!の物語。それは愉快で豊かな「人生100年時代の物語」だと感じた。
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授/ 認知症未来共創ハブ 代表
堀田 聰子さん
中学生の頃より主に障害者の自立生活の介助に携わり、近年は認知症のある方の想いや体験を起点に認知症とともによりよく生きる未来を探索。Beサポ!参加の介護事業所の輪を広げる。
コロナ禍に始まり、広がり続けるBeサポ!に、改めて「推し活の伝染力」「心が動けば身体が動く」を実感する。日頃介護現場では、どうしても職員が高齢者の方々のできないことを支えるという関係になりがちだが、一緒に応援することで、「ファン同士」として、ともにワクワクしている様子が伝わってくる。職員が利用者さんのことを「物語る」ことは、その利用者さんの応援団が増えることにもつながるだろう。
医療法人社団 悠翔会 理事長・診療部長
医師 佐々木 淳さん
2006年、在宅総合診療を行う診療所を開設。以来在宅医療をリードする存在に。2008年に悠翔会として法人化。首都圏を中心に24クリニックを展開し、約8,000名の在宅患者さんへ在宅総合診療を行う。
施設で「安全」に生活するだけではなく、施設から縁遠いと思われがちな暮らしの「楽しみ」や「恋愛感情」にフォーカスするなど、入居前からの人生が入居後も連続しているような物語が印象的だった。要介護のおばあちゃんが芝生にゴロンと転がる写真があったが、それが「危ない!」と捉えられるのではなく、地域に溶け込んでいる風景になっているということは、新しい介護の在り方を示しているのではないか。
テレビドラマプロデューサー
佐野 亜裕美さん
2006年、TBS入社。「カルテット」「この世界の片隅に」などを担当。2021年にカンテレへ移籍し「大豆田とわ子と三人の元夫」「エルピス」などをプロデュース。
登場人物がどうジレンマを乗り越えて変化していくか、人はそこに共感したくて物語を求める。今回そのような物語がたくさん集まっていた。普段は20代〜40代の女性をターゲットにしたドラマを作ることが多く、介護する・介護されるような方々は取り上げてこなかった。でもそこにはこれほど変化のある物語があって、強いキャラクターがいて、心を動かしてくれるということに気づかされた。
サントリーウエルネス株式会社
代表取締役社長 沖中 直人
1991年、サントリー(現サントリーホールディングス)入社。「伊右衛門」開発リーダー等を経て、2020年1月より現職。
立ち上げた当初はここまで活動が広がると思わなかった。超高齢化社会を迎え、コロナ禍も経て、人の心が幸せを感じることがいかに大切かを皆が実感している。この活動はまさに、サントリーの社是「人間の生命の輝きをめざし」を体現している。また、職員の方にも変化があることも大きい。職員が一方的に支えるのではなく、利用者さんから元気をもらい、施設全体の「気」が変わるのがこの活動の魅力の一つ。