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日本人が抱いている「年齢意識」とは?

日本人の「年齢意識」を1万人に調査!「実感年齢白書2022」

人生100年時代。実年齢に縛られることなく、何歳になっても個性が尊重される、多様な生き方を実現するために。サントリーウエルネスは、実年齢とは別に、自分自身で感じる自分の年齢を「実感年齢」と定義し、これからの人生を幸せに過ごすための指標として提唱します。そこで、日本人の年齢意識を、今一度、見つめ直すために日本全国の約1万人を対象に、日本人の「年齢意識」調査を実施しました。
その回答をまとめたものが「実感年齢白書2022」です。寄せられた多くの回答からは、より自分らしく人生を楽しむためのヒントが見つかりました。

69歳を過ぎると、「おじいさん、おばあさん」?

「いい歳」とは、いったい、いくつのことなのでしょう。「日本人の年齢にまつわるイメージ」を20代~70代の人に調査したところ、「おじさん・おばさん」は49歳以上、「おじいさん・おばあさん」は69歳以上、「お年寄り」は73.1歳以上という平均値が明らかに。
また、回答する人の年代によって、イメージする年齢には違いがあることもわかりました。
20代が思う「おじいさん・おばあさん」は平均66.3歳、60代が思う「おじいさん・おばあさん」は平均70.3歳と4歳の差があり回答する人の年齢が高くなるほど、イメージする年齢も高くなる傾向が。20代にとって祖父母の世代にあたる60代が「おじいさん・おばあさん」なのは、ある意味、自然なことかもしれません。
一方で、60代の人たちは、いざ自分が60代になってみると、それまで抱いていた60代のイメージとはまるで違う自分に気付き、「自分が60代なんて信じられない」「昔、思っていた60代と自分はべつもの」「まだ、おばあさんなんて呼ばれたくない」といった思いが、結果に反映されているようです。そんな気持ちも、「実感年齢」の若さです。もし、80代の人たちに同じ調査をしたら、「おじいさん・おばあさん」は100歳、なんて回答が出るかもしれませんね。

「歳をとるほど頭が固くなると思う」51.4%

誰しもが「もう歳だから、〇〇できない」、「まだ若いから、〇〇できない」、そんな風に、日常生活の中で、できないことやマイナスなことを、つい年齢のせいにしてしまいがちですよね。
実際の調査を見てみても、「年をとるほど頭が固くなるものだと思う」と回答した人は51.4%、「『最近の若者は…』とつい思ってしまうことがある」と回答した人は43.4%でした。
年齢に対するネガティブな先入観は、年上に対しても、年下に対しても存在し、"年齢で、その人の中身まで判断してしまう"という人が多くいることも明らかになりました。
先入観をなくすことは難しいですが、ものごとを判断するとき、"年齢に縛られる"のをやめて自由になってみたら、日常生活をもっとポジティブに、若々しく生きられるのかもしれませんね。

「年齢」のことで、嫌な思いをしたことがある?

年寄り扱いされて「まだ、そんな歳じゃないのに」と傷ついたり、同窓会で、自分だけが老け込んでいるように思えて落ち込んだり…。
「年齢」のことで周囲になにか言われて落ち込んだことはありませんか?
調査によると、実年齢を理由に趣味やファッションに対してネガティブな意見をもらったり、「もう歳だから」と自虐的に考えてしまったり、と「年相応のイメージ」がやりたいことの障壁となった経験がある人が多くいることがわかりました。
歳を取ることに対するネガティブな感情をポジティブに変換する「魔法の杖」があるとしたら、それが「実感年齢」なのです。そんな風に、自分自身の中に潜む「年齢意識」をリセットして、自分なりの新しい「年齢意識」をもち、若々しい「実感年齢」で生きていくことで、人生はポジティブに大きく開けていくのではないでしょうか。

7割の人が「年齢」を気にせず
"自分の好きなファッションを楽しみたい"と回答

「もう歳だから」、とやりたいことを諦めるのではなく、「いくつになっても、自分がやりたいことを続けたい」そんな潜在的な願望を抱いている人は、20代から70代までのすべての年代で多いことが調査結果から明らかになりました。
その平均値は「年齢を意識せず、自分が好きな服を着たい」70.0%
「もっと世代を超えて交流できる社会になってほしい」60.2%
「何歳でも大学で学び直せるような社会になってほしい」65.8%という結果に。
すべての項目において潜在的な願望が最も高かったのは70代の人たちでした。
「もう歳だから、諦める」という姿は、どこにもありません。むしろ歳を重ねるほどに、自分がやってみたいこと、社会にこうあってほしいと願うことが明確になって、強くそれを望んでいる、そんなポジティブな人物像が浮かび上がりました。人生100年時代、年齢を重ねるほどに、希望を抱き、若々しく、元気いっぱいに毎日を楽しみたいと願っている人が増えている証ですね。

さぁ、今からスタ―ト!あなたの「実感年齢」は?

日本人の「年齢意識」に対する調査からは、知らず知らずのうちに実年齢に縛られて、ネガティブな感情をもち、自分の生き方にも影響をもたらしている人が数多くいることが明らかになりました。しかし、実年齢で感じていたマイナスは、「実感年齢」でプラスに変えていけるのではないでしょうか。これは、難しいことではありません。誰もが今からスタートできることです。まずは、自分の「実感年齢」を考えてみることから始めましょう。少々、若すぎるくらいでも、自分が感じたら、それがあなたの「実感年齢」です。

【調査概要】
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:全国の20歳~79歳の男女 10,894名
・調査時期:2021年12月10日 ~ 2021年12月15日
・集計方法:都道府県別の回収サンプル数に対して、実際の人口構成比に合わせたウエイトバックを実施。(WB値が2.0未満に調整。)

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