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大公開!全国 「実感年齢」ランキング

「実感年齢」を紐解くヒントは地域差にあった?

「実感年齢白書」を読み解くコラム第2弾は、ズバリ!全国「実感年齢」ランキング。
県民性による「年齢意識」の違いを紐解いていきたいと思います。実年齢とは別に、 "自分自身で感じている自分の年齢"という「実感年齢」には日本全国で地域差があるのではないか? そんな仮説をもとに都道府県別に分析してランキング化してみました。
あなたが住んでいる地域の「実感年齢」は、若い?そうでもない?
都道府県によって、どれほど年齢意識に違いがあるのか、ぜひ見比べてみてください。

「実感年齢」が若い県、全国1位は?

主観を含んだ年齢指標である「実感年齢」には、住んでいる都道府県によっても違いや地域性があるのでしょうか?
その実態を調査するために「実感年齢(自分自身で感じる自分の年齢)」-「実年齢」の差の平均値を若さの指標として、全国各都道府県の「実感年齢」をランキング化してみました。すると、第1位は、-3.51歳の和歌山県でした。和歌山県といえば、風光明媚な土地柄で、みかんをはじめ、梅、柿、いちじくの収穫量で全国1位を誇るフルーツ王国です。太陽をいっぱい浴びて、果実がたわわに実る温暖な気候や風土も、和歌山県民にとって「実感年齢」の栄養源なのかもしれません。
全国ランキングのベスト5が、すべて関西から西のエリアということも、ちょっと気になりますね。関西人のイメージでまず浮かぶのは「お笑い好き」。ノリがよくて、日常会話でもボケとツッコミ、オチを忘れない、そんなコミュニケーション力の高さも、関係するのかもしれませんね。

全国「実感年齢」ランキング ベスト5
第1位 和歌山県の-3.51歳
第2位 高知県の-2.81歳
第3位 大阪府の-2.80歳
第4位 兵庫県の-2.75歳
第5位 鳥取県の-2.67歳

上位ランキングの、県民の特徴とは?

「実感年齢」が若い都道府県の人たちの人物像を探るためにベスト3の和歌山県、高知県、大阪府に住む人の意識についての調査結果を見てみましょう。
第1位の和歌山県には、「年齢を意識せず、自分が好きな服を着たい」「カラダだけでなくココロの健康も大切と思う」「睡眠時間は十分とっている」という人が多く、健康意識が高いうえにお洒落も大好きで、自分がやりたいことをガマンせずに楽しんでいることがわかりました。

第2位の高知県は、「よさこい祭り」に象徴されるように、明るくパワフルで情熱的かつ開放的な性格の人が多い印象がありますが、調査でも、「パーティが好き」「皆でカラオケで盛り上がるのが好き」という人が多く、友人と一緒に楽しむ時間を大切にしていることが明らかに。

第3位の大阪府には、人を笑わせるのが大好きで、話の面白い明るい人が多い印象がありますが、調査でも「自分の個性を主張したい」「主役になれる環境に満足」という人が多く、自分の個性を何より大切に考え、コミュニティの中でも主役になりたいと思っている人物像が浮き彫りになりました。いつも陽気で楽しく過ごすのが上手な県民性が、「実感年齢」にも影響しているのかもしれません。

ベスト3の県民性に共通しているのは、年齢に縛られることなく、やりたいことをガマンせず、めいっぱい楽しんでいること。コミュニティを大切にして、仲間と一緒にストレス発散する場をもつことも、「実感年齢」の若さにとって重要なポイントのようです。

楽しいこと、うれしいことを制限しない
開放的な県民性が、「実感年齢」の若さに

「実感年齢」が若いとランキングされた都道府県に共通する県民性を紐解いてみたところ、年齢にとらわれることなく、自分が楽しい、うれしいと感じることはガマンせずにやり、仲間たちともハッピーな時間を過ごしている人物像が浮かび上がりました。明るく開放的な人柄からは、ストレスを溜めずに日々発散することの大切さもうかがえます。そこから生まれるココロの健康が、「実感年齢」の若さの鍵なのかもしれません。

【調査概要】
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:全国の20歳~79歳の男女 10,894名
・調査時期:2021年12月10日 ~ 2021年12月15日
・集計方法:年代バイアスを排除するため、各都道府県の性年代の構成バランスを全国平均に合わせたウエイトバックを実施

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