目次
1.グルコサミンとは?
グルコサミンの特徴について、また、コンドロイチンとの違いについても併せて紹介します。
1-1.グルコサミンの特徴
グルコサミンは、アミノ糖と呼ばれる物質の一つで、体内でも生成されるものです。人間の軟骨などの主たる成分であり、カニやエビなど甲殻類の殻に含まれるキチン質という成分が分解されることにより作られます。
関節内でクッションのような働きをしていることから、グルコサミンの摂取により骨関節の動きを滑らかにしたり、関節の痛みを和らげたりといった効果が期待できます。
グルコサミンは年齢を重ねるにつれて少なくなることに加え、体内でも作られにくくなることがわかっています。
1-2.コンドロイチンとの違い
一方、コンドロイチンはサメの軟骨成分で、ネバネバとした水分を含む物質です。人間の体内でも軟骨や皮膚の構成成分となっており、粘液や角膜、血管壁といったさまざまな部位に含まれています。
膝の関節の軟骨を保護する役割から、年齢を重ねてもアクティブに歩きたい方にとって有効とされる成分です。
グルコサミンと同様に、体内で生成されるものの、加齢により作られにくくなる成分のため外から補うことが求められます。