いつもより念入りにお手入れをしていても、
乾燥を感じるこの季節。
放っておくと、小ジワやくすみ※1、ハリ不足などの
年齢サインに直結してしまうことも。
冬の乾燥原因と、今のお肌状態を知ることが、
理想肌への第一歩です。
女性は50代を過ぎると、女性ホルモンの変調などで少しの環境変化やストレスでも乾燥が起きやすい状態。皮脂とともに肌内部のセラミドやヒアルロン酸も減少します。乾燥からバリア機能が乱れ、水分を留めることができない悪循環に陥ってしまうのです。
水分が不足した角層
うるおった角層
※1 乾燥により古くなった角質
バリア機能が弱まっている肌は
敏感になりがち。
スキンケアの手応えが
思うように出ないこともあります。
正しいお手入れで、
スキンケアの手応えを最大化しましょう!
お風呂で顔を洗うのは
髪を洗う前?後?
洗顔は髪を洗った後に!
メイク落とし▶︎
体や髪を洗う▶︎
洗顔が正解
入浴前、もしくは入浴の最初にメイクを落とし、髪や体を洗った後に顔を洗いましょう。理由は、シャンプーやコンディショナ ーなどのすすぎ残しが顔につくのを防ぐため。すすぎ残しは、肌への刺激となってしまうことがあり、ニキビや肌荒れの原因にも。また、肌を柔らかく整える洗顔料を選べば、入浴後のスキンケア体感も高まります。
化粧水をつけるのは、
手?コットン?
バリア機能の
弱まりがちな
冬肌には手!
乾燥で角層が乱れている肌は、肌表面がデリケートな状態。コットンによる摩擦は避けるのがベターです。手のひらに500円硬貨大の化粧水をだし、少し体温で温めてからゆっくりと手のひら全体でなじませてください。肌全体に水分が行き渡るのをイメージしましょう。
手の動かし方は、タテ?ヨコ?
スキンケアは
皮膚のキメに沿って
“ヨコ向き”が基本
化粧品が浸透するのは、角層細胞の隙間、いわゆる「キメ」と呼ばれる部分です。キメは肌に対して横方向に走っているので、顔の内側から外側に向かって、やさしくなじませましょう。年齢肌は 「引っ張る」刺激に弱いため、そーっと丁寧に。目もとや口もとはトントンと「置く」ようになじませると浸透感が高まります。
美容液とクリームって
両方必要?
悩みを集中ケアする美容液と
脂分でなめらか肌に
保つクリーム両方使って、
美肌力が大幅アップ!
美容液は、ハリを与える成分や美白※2成分など、有効成分を豊富に含んでいます。ギュッと成分が濃縮されているためサイズも小さめ。一方、クリームは皮脂が足りない肌に脂分を補い、肌の柔らかさやハリを保つ役割。両方使うことで、それぞれの役割がしっかり果たされます。
※2 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
顔全体、塗る量は同じ?違う?
保湿はパーツで考えて!
Tゾーンや小鼻は
少なめに
額・鼻・あごなどは皮脂腺が多いため、ひかえめに。
目のまわりは顔の中でも皮膚がごく薄く皮脂腺が少ない場所。動きも激しいため乾燥による小ジワができやすいゾーンです。乾燥による小ジワは、効能評価済みのアイテムでケアできます。適材適所な塗り方で、肌のトラブルを防ぎましょう。
「眠り」は肌をよみがえらせるための、重要なインナーケア。
目覚めるたびにキレイが育つ、大人の「眠り」について考えます。
一つでもチェックが付いた方は
良い睡眠をとれていない可能性が…。
毎日の睡眠習慣を見直しましょう!
パソコン、テレビ、スマホ…
カフェインにも注意!
スマホやパソコンの操作で神経が高ぶり、脳も活発に動いてしまうため眠りづらくなってしまいます。また、カフェインの覚醒効果も3〜4時間続くため、夕食以降はノンカフェインの飲みものがおすすめです。
成長ホルモンを味方に
肌は毎日生まれ変わっています。特に、夜10時〜深夜2時は、肌のゴールデンタイムとされ、肌細胞の修復に関係する成長ホルモンの分泌量が最大に。成長ホルモンは、睡眠直後にまとめて分泌されるといわれているため、この時間にしっかり睡眠をとれていることがベストです。
起きたら光を浴びよう
人間の「体内時計」は、起床直後の光によってリセットされ、1日を刻んでいます。起きたら、まずは朝日をしっかり浴びましょう。暗いままの寝室で長い時間を過ごすと、体内時計がうまくスタートせず、寝付きの悪さにもつながります。