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年齢対策の新定番「セサミン」

若々しさだけじゃない! ゴマポリフェノールに期待される6つの健康パワー

監修:愛知学院大学
心身科学部 健康栄養学科 客員教授
農学博士
大澤 俊彦

ゴマの健康パワーといえば「若々しさを保つ効果」が有名ですが、他にも6つのうれしい健康効果があることが解明されています。それらを詳しく解説していきましょう。

肌のたるみやシミ・シワが気になってきたら「美肌改善効果」

年齢が真っ先に現れやすい「肌」。ほうれい線、目の周りの小ジワ、シミが増えて濃くなる…。40代に入った途端、一気にエイジングサインが現れます。

この肌老化の一因には「肌細胞の酸化」があります。最近よく耳にする「光老化」も肌細胞の酸化が要因で、これは波長の長い紫外線(UV-A)が肌内部まで届いて活性酸素を発生させるもの。UV-Aはガラス窓を通過するため室内にいても油断大敵で、雨や曇りの日でも降り注いで肌を狙っています。

活性酸素は肌細胞にダメージを与え、シミやシワ、乾燥など肌老化に拍車をかけるのです。

しかしゴマの稀少成分であるゴマポリフェノールは、この「酸化」を防ぎ、紫外線ダメージから肌細胞をガードしてくれます。

高血圧が気になり始めたら「血圧低下効果」

血圧は、40歳を過ぎるとどうしても上がりやすくなってしまいます。加齢に伴い血管が少しずつ老化してしまうからです。

女性の場合、女性ホルモンによって血管が守られているため、血管の老化は男性よりも遅いとされます。しかしそれでも、50歳前後の更年期に差し掛かると女性ホルモンの分泌が急激に低下するため、一気に血管の老化が進み高血圧になりやすいということがわかっています。

血圧対策に効果的な方法といえばやはり「減塩」。普段の食事から食塩を取り過ぎないようにすることが大切です。健康に良いとされる和食ですが、実は塩分を多く含む料理がありますので和食派の方も注意が必要です。

ゴマポリフェノールには血圧低下効果があることが認められていますので、適切な食事にあわせて摂取することを心がけましょう。

血管の若々しさを保ちたいなら「悪玉コレステロール対策」は必須

細胞膜を構成し、ホルモンを合成するのにも欠かせない成分がコレステロール。近年はコレステロールが体にとって大切な成分であることがよく知られるようになっています。

ただし、コレステロールには「善玉」と「悪玉」の2種類があり「悪玉コレステロール(LDL)」については対策が必要です。

過剰な悪玉コレステロールは血管の壁に付着してしまい、これが活性酸素の影響を受けることで酸化LDLとなってさらに蓄積。血管を徐々に硬く、細くして動脈硬化を進行させると、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞といった動脈硬化性疾患のリスクが高くなってしまいます。

コレステロールの約80%は肝臓を中心に合成されていますが、ゴマポリフェノールとビタミンEを併用して摂取することで肝臓が保護されるため、血中の悪玉コレステロール値の上昇を抑えることが確認されています。

年々お酒が弱くなってきたと感じたら「肝機能改善効果」

肝機能、つまり肝臓による代謝や解毒の機能が低下してしまうと、アルコールの分解能力も低下するため、「お酒が弱くなった」「二日酔いしやすくなった」と感じることが増えてきます。

肝機能が低下すると、体内の不要な物質がスムーズに排泄されなくなり、新陳代謝が低下します。そのため体には疲労感も残るのです。

ゴマポリフェノールには肝臓を保護するだけでなく、肝臓の働きを活発にすることで血中のアルコール分解能力を高める力が確認されています。

さらに二日酔いの原因となる有害物質「アセトアルデヒト」の分解まで促進してくれることが報告されています。

「沈黙の臓器」肝臓は私たちの体の中で「代謝」と「解毒」の役割を黙々と担ってくれています。肝臓はストレスや睡眠、日々の食事といった生活習慣や大気汚染などの影響も大きく受け、常に酷使されている臓器です。

肝機能が低下すると肌にも影響が出やすく、くすみやシミ・吹き出物などが現れやすくなります。加齢とともに肌年齢が気になり始めたという人も肝機能対策を始めましょう。

年齢とともに疲れやすくなっているなら「疲労感改善効果」に注目

年齢とともに疲労感や倦怠感を感じやすくなっている場合、体の代謝を司る肝機能の低下や、活性酸素が過剰になって細胞が酸化している可能性も高いと言えるでしょう。

もう一つ「自律神経の乱れ」も要因として考えられます。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがありますが、副交感神経の働きは特に40代から低下しやすいことが知られています。

睡眠の時間や質に問題が出てきた、食欲にムラがある、体調がイマイチ、ということであれば自律神経が乱れ始めているサインです。

カラダの酸化を防ぐゴマポリフェノールを摂取することで、「疲労感が改善する」ことが確認されています。

寝つきが悪い・眠りが浅いなど気になったら「睡眠改善効果」

日本人の5人に1人が睡眠に何らかの不満を抱えていると言われ (※1)、特に60代以降では約3人に1人が睡眠問題を抱えています(※2)。「不規則な生活」「ストレス」「心の病気」「薬の刺激」などが要因とされますが、そもそも睡眠のリズムを司っているのは自律神経です。そのため自律神経の乱れが関係していると考えられ、肉体に蓄積した疲労や酸化も要因と考えられます。

ゴマポリフェノールは疲労感の改善に加え、熟睡度・寝つき・目覚めといった睡眠の質の改善作用も期待されています。

(※1)厚生労働省 平成29年度 国民健康・栄養調査結果の概要 p25
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf
(※2)厚生労働省e-ヘルスネット|不眠症
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html

取材・文 GOOD AGING LABO 編集部

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