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薬膳中医師がアドバイス。便秘の乾燥のお悩みには「ごま」がおすすめ。

監修:鍼灸師、国際薬膳師、国際中医師
岡尾知子

便秘のお悩みありませんか? 女性は若いころから悩む人が多く、男性においては高齢になってから悩む人が多いと言われています。そんな便秘のお悩みを食事で解決できたらうれしいですね。今回は私たちの食卓にとてもなじみのある「ごま」が便秘や乾燥のお悩み解消に役立つパワーを秘めているというお話を、国際中医師の岡尾知子先生に教えていただきます。

お通じの不調の原因は乾燥にあることも

ぽっこりお腹の原因で、特に多いのが便秘です。女性は男性に比べて腹筋が弱いため、ただでさえ便秘に陥りやすい傾向があります。また男性も高齢になるにつれて、便秘がちになり、悩んでいる人がとても多くなります。ひどくなると、1週間お通じがなくても平気なほど慢性化してしまう人もいるようです。慢性便秘は、むくみや肌の不調などにもつながるので要注意です。

お通じと関係があるのは腸のなかでも、大腸の働きに関係しています。中医学では、大腸は五臓の「肺」と密接に関連し、肺は肌の調子にも関わるとされています。大腸、肺、そして肌に共通する特徴のひとつが、「乾燥を嫌い、うるおいを好む」こと。つまり、お通じが不調なときは、その影に腸、そして体の乾燥症状が潜んでいるかもしれません。

そんなときには「ごま」をとってみましょう。薬膳では、白ごまの「白」は、五臓の「肺」の色とされています。そのため、白ごまには、肺、そして肺と関係が深い皮膚をうるおす力があるとされています。皮膚をうるおし、さらには体内の乾燥も予防することで、「肺」と関係する大腸にもよい影響を与え、お通じの改善にもつながります。

続いては、ごまのアレンジレシピをご紹介します。簡単に手作りできるヘルシーおやつです。

ごまを使った簡単おすすめレシピ

ほんのり甘いヘルシーおやつ「さつまいものホクホクごま団子」

■材料(2人分)■
さつまいも 200g
<A>
  • ・砂糖 小さじ1
  • ・シナモンパウダー 少々
  • ・卵黄 1個分
  • ・塩 少々
炒りごま(白・黒) 各50g
サラダ油 大さじ2
■作り方■
  1. (1)さつまいもは蒸し器で蒸し、竹串が中まで刺せるくらい柔らかくなったら、皮をむいてマッシャーでつぶす。※なければフォークでもOK。
  2. (2)(1)に<A>を加えて混ぜて6等分にし、直径3cmくらいのボール状にまとめたら上下をつぶす。すべての表面にごまをまぶしつけておく。
  3. (3)フライパンにサラダ油を入れて熱し、(2)の表面をこんがりと揚げ焼きする。

<1食分588kcal>

取材・文 FYTTE 編集部

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