種まきを終え、収穫時期になると、早朝の畑の様子を見て、
その日どこを刈り取るかを決めます。
タイミングは難しく、
気温の変化で成長し過ぎて麦の穂が出てしまい、
刈り取りが間に合わないという失敗もあります。
そのぐらい、大麦若葉には生きる勢いがあるのです。
さらに収穫では、もうひと手間かけられます。
5センチほど根元を刈り残すことで、
良質な青汁の素材になるための
大麦若葉を収穫するのです。
もったいないうえに、手作業。
すべて機械ならば少しは楽な作業ですが、おいしさを保持し、
すぐ後に行われる加工を考えてのことです。
これが土と野菜の力を生かすためのこだわりです。