青魚以外のDHA・EPAの含有量について
油脂類のDHA・EPA含有量(可食部100gあたり)
ご覧の通り、家庭でもよく使う一般的な油脂類にはDHA・EPAが含まれていないことがわかります。
野菜類に関してはどうでしょうか。
野菜類のDHA・EPA含有量(可食部100gあたり)
油脂類同様に、野菜類にもDHA・EPAが含まれていないことが分かります。
もちろん全ての野菜が、完全に含有量「0」とまでは言い切れません。ただ普段多く目にする野菜からは、DHAやEPAを摂ることは難しいと考えておいた方が良いでしょう。
次に肉類・乳製品に関しても見ていきます。
肉類・乳製品のDHA・EPA含有量(可食部100gあたり)
肉類に関しては、種類によって、DHAやEPAを摂取することができるものもあります。
また、牛乳や卵、チーズも同様に微量のDHA、もしくはEPAが含まれていることが分かります。
ちなみに、厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、DHA・EPAそして、α-リノレン酸を含むn-3系脂肪酸の目安量は以下です。
男性であれば2200mg、女性であれば1900mg
※50~64歳の場合
先ほどの表にある「豚肉(かた 脂身 生)」でも100gあたりDHAは67mgしか含まれていませんので、肉類や乳製品だけで1日の目安量を補うことは難しいと言えます。