古くからの製法を継承しつづける黒酢の老舗 坂元醸造

鹿児島の人の元気を支え続ける坂元醸造の黒酢。

錦江湾と桜島が望める鹿児島県霧島市福山町の特産品、坂元醸造の黒酢。この黒酢は、一般的なお酢と違い、風味やコクはもちろん、多くの栄養成分を蓄えているのが特徴です。鹿児島の人たちは、この黒酢を醤油に混ぜたり、水で薄めて飲んだり、毎日摂ることで、普段から元気を上手に取り入れています。

鹿児島県霧島市福山町

坂元醸造の黒酢は、地元の原料のみでつくられる。

坂元醸造の黒酢は、自然でかつ地元の原料だけでつくられています。江戸時代から豊富にあったお米、黒酢職人がつくる米麹と、天然の地下水を使用。特に水に至っては、“廻りの水”と呼ばれる、かつて島津の殿様も愛飲した名水として知られています。

地元の名水地元の名水を使用。

地下水地下水はもちろん、飲用もできますが、黒酢の壷を洗う際にも、水道水を使わずこの地下水を使っています。

約200年の伝統を今に残す黒酢へのこだわりと情熱。

黒酢の名付け親でもある坂元醸造の歴史は、約200年前に始まります。江戸時代末期、坂元醸造がある福山町は、多くのものが集まる商業の港町でした。そのため、たくさんのお米や陶器製の壺が集まったこと、南国の温暖な気候や豊富な地下水に恵まれたこと、それらの条件が揃って誕生したのが、坂元醸造の黒酢なのです。
4代目の坂元海蔵氏は、過去に黒酢が衰退した時も、黒酢づくりの伝統を途絶えさせることなく、今に残しました。自然のちからが活きた本当によい黒酢をお届けしたい。長きにわたり受け継いできた自然と人との恵みをこれからも多くの人に伝えていきたい。坂元醸造の職人の、黒酢と健康に対する想いが、黒酢の伝統を守り続けてきたのでしょう。

四代目・坂元海蔵氏
伝統を今に引き継ぐ4代目坂元海蔵氏。

ひと壺、ひと壺、丁寧に。黒酢職人の研ぎ澄まされた技術。

蔵元醸造技師長黒酢職人歴35年の蔵元醸造技師長。

黒酢づくりには自然と対話できる熟練の職人が欠かせません。黒酢の壺の成長度合いは、それぞれ個性があり、その手当ての方法が異なってくるためです。仕込みの後、発酵を終えるまで、まるで我が子を育てるかのように付きっきりで黒酢の世話を行います。経験を積んだ職人が、目で確認したり、匂いを感じたり、耳をそばだてたり、五感と経験を生かしながら、ひと壺、ひと壺、手間をかけ、気の遠くなるような作業を1~3年続けていきます。こうして坂元醸造の黒酢は生まれるのです。

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