サントリーウエルネス(株)サントリー健康科学センター 品質部 研究員
念には念を入れて。不安な点は、絶対に残しません。

健康食品をつくる者として、絶対に保証しなければいけないのが、安全性をはじめとした「品質」です。原料の品質を確保するために、私たちは成分をとり出すところだけではなく、原料の素となる素材が栽培されている畑に足を運んで、農家の方と情報を共有したり、輸送の管理状態や、工場の機械の整備状態を視察することもあります。私たちが手を動かす作業ではなくとも、その内容をしっかりと確認することが大切なんです。全工程を自分の眼でチェックすることで、できあがった商品の品質は大丈夫だと、実感を持ってお客様に伝えられるんです。

原料の仕入先に、“細かい人”と思われても。

以前、原料の仕入先の方に「こんなに細かいところまで確認されるんですね」と、言われたことがあります。でも根本には、自分が納得できないものはお客様には出せないという気持ちがある。理解できるまで確認し、気になるところは改善をお願いする。分かってもらえるまで、何度でも話します。

セサミン進化のポイント

“信頼関係” 法律と、お客様の声に対応するために。大切なのは、仕入先との信頼関係です。

原料の仕入先の方も農家の方も、信念を持って仕事をしてくださっています。忙しい中、作業を中断して確認させてもらうわけですから、その必要性を話し、理解してもらうことがとても大切です。サントリーの品質を一緒に進化させていくパートナーとして、彼らへの尊敬の念と感謝の気持ちを、一度も忘れたことはありません。

スニーカーとローファー

売畑を視察するときはスニーカーで。工場内の視察はローファーで。もう何十回も履き回しています。