1899年 明治32年

創業者 鳥井信治郎の肖像

鳥井商店開業

創業者である鳥井信治郎は、
大阪市西区靭中通2丁目に鳥井商店を開業し、
ぶどう酒の製造販売を始める

1921年(大正10年)株式会社寿屋を設立。1924年(大正13年)日本初モルトウイスキー蒸留所・山崎工場竣工、蒸留作業開始。1936年(昭和11年)山梨県に日本最大の自家ぶどう園「山梨ワイナリー(現・登美の丘ワイナリー)」開設。1963年(昭和38年)社名を「サントリー株式会社」に変更。サントリー初のビール工場、武蔵野ビール工場開設。サントリービール製造発売。 グラスのなかのウイスキー、ワイン、ビール、烏龍茶

ウイスキー、ワイン、ビール、烏龍茶。
サントリーの発酵技術とポリフェノール研究が、健康食品づくりの土台に。

1979年 昭和54年

サントリー生物医学研究所設立

1984年 昭和59年

京都大学との“油脂領域”の研究開始
一滴の油

人の健康に役立つ油を求めて、
京都大学との共同研究
「夢のあぶらプロジェクト」を始めました。

1985年 昭和60年

アラキドン酸(ARA)を産生するアルピナ菌の発見 ゴマ研究スタート、セサミンとの出会い
試験管に入ったさまざまな油
アルピナ菌の顕微鏡写真

アルピナ菌

健康に役立つ成分「アラキドン酸」を生産する微生物を発見。大量に増やすために、ナタネ油や大豆油など、さまざまな油をフラスコに入れて実験を繰り返していきました。

1987年 昭和62年

セサミンの礎となる研究スタート

実験を繰り返していく中で、“ゴマ油”を入れた時に、アラキドン酸がまったく増えないという結果に。そこに、セサミンパワーのヒントがありました。

実験の失敗から発見ーセサミンの働きー「好奇心をもって追究すれば、“失敗”も“発見”になります」サントリーセサミン初代研究者農学博士:新免芳史 ゴマ油と混ぜて、実験は失敗。そこに、セサミンの働きが隠れていました。

健康成分アラキドン酸の大量生産を目指して始めた実験だったのですが、ゴマ油を混ぜた時だけ、アラキドン酸が作られませんでした。普通 ならそこで“実験失敗”ですが、我々はその事実に、心を動かされたんですね。ゴマ油の中で、新しい何かが起きていると。“失敗ではなく発見”と捉え、新たにゴマを追究していった結果、当時、明らかではなかったセサミンの働きを発見しました。

一滴の油
体によいものは、歴史から教わることが多いですね。

昔から、ゴマは体によいと言われてきましたが、その担い手の一つがセサミンだと、断言してもよいくらい、何を調べてもよい結果が出るので驚きました。昔の人たちは、ゴマパワーのよさを体感していたのでしょう。今も、可能性を秘めたセサミンパワーの追究を続けていますが、歴史を調べるとヒントがいっぱい出てきます。セサミン研究は、まさに、先人たちの知恵を解き明かす仕事ですね。

サントリーセサミン 初代研究者 農学博士:新免芳史

セサミン進化のポイント

ポリフェノールを含む飲料とゴマ “ポリフェノール研究” サントリーは創業以来、ポリフェノールを様々な形で商品化してきました。

ウイスキー、ワイン、ビール、烏龍茶など、様々な形でポリフェノールを商品化し、お届けしてきました。その知識と技術の蓄積は、今日のセサミン研究へと繋がっています。まさに、100年以上続く科学的な研究活動の上に、サントリーのセサミンパワーは成り立っているのです。

+続きを読む-閉じる

1989年 昭和64年 平成元年

九州大学 菅野名誉教授とセサミン共同研究を開始

1988年にセサミンの礎となる研究成果を、学会で発表。九州大学 菅野名誉教授から、「自然からの贈り物」という賞賛の言葉をいただきました。それをきっかけに、1989年よりセサミンの共同研究を開始。

1992年 平成4年

「ヘルスケア事業開発部(健康食品事業部の前身)」設立

1993年 平成5年

ゴマの健康食品「セサミン」第一号発売 「セサミン」第一号

10年以上にもわたる研究の末、ゴマ1粒に1%未満しか含まれない健康成分セサミンを、飲みやすいソフトカプセルにギュッと凝縮しました。「セサミン」第一号の完成です。

8年間の売れない時代「耐えられた理由は、ただ一つ。セサミンの力を確信していたから」サントリーセサミン初代研究者農学博士:新免芳史 発売当時は、青汁やローヤルゼリーがブーム。売れ残ったセサミンを見ると悔しくて仕方なかった。

私も最初は、研究者でした。“こんなによい成分なのに、なぜ売れないんだ”と、販売担当部長に若気の至りで反発していましたよ(苦笑)だから、セサミンの開発担当になった時は“やるぞ!”と意気込みましたね。パワーを示す科学的エビデンスは豊富にある。健康に役立つ商品だと自信がある。しかし現実は厳しく、健康食品事業を立ち上げたばかりの頃は、販売店から売れ残りが返品される日々。開発よりも売れるまでの方が長かったですね。頭を下げて、悔しい思いもたくさんしました。

サントリーセサミン 初代研究者 農学博士:新免芳史
どんなに売れなくても、中味はほとんど変えていません。

パッケージもいろいろ開発しましたが、中味はほとんど変えていません。研究者も開発者も、セサミンの力を確信していたからです。8年間売れなくても、事業をやり続けた理由がそこにあります。粘り強く、お客様にセサミンのよさを伝えることをあきらめませんでした。それが、今につながっていると思います。

様々なパッケージのセサミン

セサミン進化のポイント

売れない時代の様々なパッケージのセサミン

売れない時代は試行錯誤、様々なパッケージでトライ。しかし中身はほとんど変えていません。

“使命感” 健康じゃないと、人は、輝けない。健康食品を出す理由が、サントリーにある。

サントリー社是は、「人間の生命の輝きを目指して」我が社の存在理由です。セサミンは、まさにそのお役に立てる商品。「健康をお守りするものを、サントリーがやるんだ」と社長の強い声もあります。お客様にセサミンをお届けることに、今も強い使命感があります。

+続きを読む-閉じる

涙型カプセルの開発 涙型ソフトカプセルのセサミン

成分や飲みやすさにこだわり、製品開発にも力を入れていった結果、
涙型のソフトカプセルの開発に成功しました。

涙型カプセルまでの道のり「毎日、気持ちよく、飲み続けて欲しい。たどり着いたのが、涙型カプセルでした」サントリーウエルネス(株)サントリー健康科学センター 生産部長 最初は丸型でしたが、コロコロ転がるので扱いづらい。他によい形はないか、追究しました。

既成の型を使うことも考えられましたが、多くの方に継続して飲み続けていただけるように、より飲みやすい形と大きさが作れないかと思いました。当初、丸くて小さなビーズ型が飲みやすいと考えていましたが、コロコロ転がるし、案外、飲みづらくて。何回も試作を重ねた結果、飲みやすくて、 ゴマの形をイメージできる、涙型にたどり着きました。

涙型カプセル(一粒の拡大)
意外だったのは、「きれい」というお客様のお声。

発売して以来、多くのお客様が「粒の色が輝いている」とよろこんでくださいます。意外でした。粒が輝こうが輝くまいが、商品パワーに違いはないと、研究者は考えていたんです。“期待を持って飲める粒”の大切さを、お客様に教えていただきました。濁りやすいカプセルを透明に保つ工夫もしていますので、今でもお客様のお声はうれしいものです。

輝く涙型カプセルのセサミン(多数の粒)

“きれいなものは、体によいはず”というお声をくださるお客様もいます。

セサミン進化のポイント

様々な形状の試作品のカプセル

当初は、三角型や楕円のような形など、遊び心をとり入れたカプセルの試作もしていました。

“遊び心と責任感”開発を楽しむワクワク感と、お客様への責任感。バランス感覚が、必要です。

今はさすがに私もいい年ですが(笑)、若い頃は、三角型や楕円型など、ワクワクしながらカプセル開発に挑んでいました。今は、お客様の期待を裏切る商品は作れないというプレッシャーが強い。両方の感性を上手く使うことが、よりよい商品への進化につながると考えています。

+続きを読む-閉じる