• メールで送る

第103回 小さな体に大きなパワー ホタルイカ

取材協力/富山県首都圏本部

富山湾の特産として知られるホタルイカ。夜、発光しながら海岸線まで押し寄せてくるホタルイカの大群は、春の風物詩です。全長5〜7cmと体は小さくても、産卵期を迎えふっくらとした身は味も格別。中につまった“光のパワー”を味わいましょう。

産卵のため沖にやってくる春が旬

ホタルイカには、昼は深海にすみ、夜になると浅瀬に移動する不思議な習性があります。産卵のため、春の夜に浮上してきたところを沖合に仕掛けた定置網に誘い込むのが、古くから受け継がれる富山湾独特の漁法。最盛期は4~5月で、幻想的な光に包まれる群遊海面は、国の特別天然記念物に指定されています。

ホタルイカには大切な栄養が豊富

ホタルイカの寿命はわずか1年。漁獲は産卵期に行われるため、一段とふっくらとして甘味があるのが特長。丸ごと食べられるので、栄養も無駄なく摂れます。

特に美味しいことで知られるワタには、ビタミンA(レチノール)、若々しさを保つビタミンE、ビタミンB12が豊富に含まれています。またほかのイカと同様に、アミノ酸のほか、必須脂肪酸のDHA・EPAも摂取できます。

調理と調味の工夫で無駄なく美味しく

漁場と港が近い富山湾は、鮮度が高いうちに加工できるのも利点。「竜宮そうめん」と呼ばれる刺し身やしゃぶしゃぶ、黒づくりは地元ならではの旬の味です。

ゆでたものを味わうなら、酢味噌あえが定番。甘酸っぱい酢味噌が、滋味を引き立てます。またオリーブオイルとも好相性。パスタやアヒージョ、オムレツの具材としてもおすすめです。一口で食べられるのでつい後を引きがちですが、食べ過ぎにはご注意を。桜色のホタルイカを、上手に食卓に取り入れてみませんか。

ふくよかな桜色の身からはじける春の滋味 ホタルイカのオープンオムレツ

材料(2人分)

ホタルイカ(ボイル)
・・・・・10匹
にんにく
・・・・・1/2片
玉ねぎ
・・・・・1/4個
アスパラガス
・・・・・2〜3本
・・・・・3個
・・・・・少々
エキストラ・ヴァージン・
オリーブオイル

・・・・・大さじ2
粗びき黒こしょう
・・・・・少々
ケチャップ
・・・・・お好みで

作り方

(1)
ホタルイカは目を取る。にんにくはみじん切り、玉ねぎは薄切り、アスパラガスは斜め薄切りにする。
(2)
ボウルに卵を溶きほぐし、塩を加えて混ぜる。
(3)
小さめのフライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて火にかけ、香りが立ってきたら玉ねぎ、アスパラガスを加えて1分ほど炒める。ホタルイカを加えてさっと炒め合わせ、熱いうちに(2)に加えて混ぜる。
(4)
同じフライパンにオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、(3)を流し入れ木べらで大きくかき混ぜながら焼く。底面が焼き固まってきたら混ぜるのをやめ、火を弱めて底面に薄く焼き色がつくまで1〜2分焼き、粗びき黒こしょうを振る。お好みでケチャップを添える。

ゆでたホタルイカでいつもの料理を美味しくアレンジ ワタの旨みが良いアクセントに。おなじみの料理にプラスすれば、新しい美味しさに出会えます。

チャーハンに

良いだしが出るので、半量は細かく刻んで調味料として、半量はそのまま具材として味わいましょう。

ポテトサラダ、マカロニサラダに

ハムの代わりに使うと、一味違う味わいに。玉ねぎやセロリとも好相性。

スープに

ミネストローネ(野菜などの具が豊富なスープ)に加えると、コクと風味がアップ。

パスタに

ペペロンチーノ(にんにくとトウガラシのスパゲティ)に、セリなどと一緒にあえると、春らしい一品に。

旬のホタルイカを使った料理にも相性抜群 上質なオリーブオイル おすすめ商品のご紹介

エキストラ・ヴァージン・オリーブオイルロザーティ社 エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル

ひと振りでたちまちご馳走に変える、稀少な極上オイル。
洋食から和食まで、豊かで健やかな食卓を楽しみたい方へ

詳しくはこちら