間違っていませんか?サプリメントの正しい保管方法とは

サプリメントを利用している方は、どのように保管していますか?それぞれ飲用し忘れないような保管場所があると思いますが、実は保管方法を間違えてしまうと品質が劣化してしまう可能性があります。こちらでは、サプリメントの正しい保管方法についてご紹介します。

目次

サプリメントの品質を保つために!避けたい保管方法

キッチンや洗面所など、目につくところにサプリメントを置くことは大切ですが、直射日光が当たるところや、調理器具の近く、暖房の噴出し口、電化製品の近くなど、温度が高くなるところは避けるようにしましょう。高温の場所に保管しておくと、ソフトカプセルの場合、熱でゼラチンが溶けてしまうことや、場合によっては中身が漏れてしまうことがあります。温度が急上昇する車内などは特にNGです。
劣化を防ぐために冷蔵保存する方もいらっしゃいますが、冷蔵庫での保管もおすすめできません。冷蔵庫からの出し入れにより、温度・湿度の変化からサプリメントの劣化が進んでしまう恐れがあり、カプセルの場合は、冷蔵庫に入れることでカプセルが固く割れやすくなる可能性があります。
また、においが強いものの近くに保管しておくと、においが移ってしまう可能性があるのでご注意ください。

サプリメントの劣化を回避する、正しい保管方法とは

サプリメントの正しい保管場所は、直射日光があたらない涼しい場所です。 専用の容器に入れ、しっかりと密閉して保管しましょう。

いつでも持ち歩きたい!外出時の携帯方法

外出先でサプリメントを飲む場合には、持ち歩き用のケースに入れ替えてみてはいかがでしょうか。そうすることで、外出先でも摂取できるだけでなく、すぐに飲まないサプリメントの温度や湿度の急激な変化を避けることができます。また、ケースに入れて持ち歩くことで、普段から健康や美容に気をつけているような意識を高めることもできます。
持ち歩きには、サプリメントケースがおすすめ。1日分から、2~3日分を入れられるケースや、複数のサプリメントを一緒に持ち歩けるケースなどが、サプリメント利用者から愛用されているようです。
ただし、サプリメントケースは長期間の保管には向いていません。使用する分だけ容器から取り出し、多くても2~3日分程度を持ち歩くようにしましょう。

知っていました?サプリメントにもある賞味期限

サプリメントは、他の食品に比べて長期保存が利くため、賞味期限についてあまり意識していない方も多いのではないでしょうか。しかし、サプリメントにも賞味期限はあります。
商品によって異なりますが、多くのサプリメントの賞味期限は2年間とされています。サプリメントを継続して飲用できれば賞味期限についてはあまり気にする必要はないのですが、途中で飲用を中止して、数カ月後に再開するという方もいらっしゃるでしょう。食品衛生法では賞味期限を、「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月」と定義されています。開封後は賞味期限に関わらず、早めにお召し上がりください。

サプリメントの正しい保存方法まとめ

サプリメントは、直射日光があたらない、涼しい場所に保管しましょう。持ち歩く場合には、多くとも2~3日分程度をケースに入れ替え、すぐに飲まないサプリメントの急激な温度と湿度の変化を防ぐことが大切です。
また、サプリメントにも賞味期限がありますので、是非チェックを。賞味期限が切れたものは、飲まないようにしましょう。 詳しくは品質についてのページも参考して下さい。